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ランチ
桐生市本町に店を構えていた、イタリア政府公認でナポリに本部を置く『真のナポリピッツァ協会』認定という「ピッツェリア アンティモ」さんが桐生市錦町で移転オープンしたとのことなので、行ってみました。
店名も店主の名前がマキタさんなので「ピッツェリア・ダ・マキ」さんへと変更になったとfacebookに書いてありました。
桐生市を流れる渡良瀬川に架かる錦桜橋の側にある店舗は、以前あったステーキ屋さんの店舗を改装しており、外観はさほど変化していませんが、内装は大幅に変化していてステーキ屋さんの時と比べるとかなり広くなった印象で、明るく開放的でした。「アンティモ」さんの時同様、オープンキッチンで窯が見えます。
ランチはそれぞれ数種類あるピザかパスタのメインに、ドリンク、サラダとドリンク、前菜盛り合わせとドリンクが付く3種類のセット。
ディアボラというピザと、ながい名前だったので名称は忘れましたが、貝類がたくさん入ったリングイネ に、それぞれサラダとドリンクが付いたセットを注文しました。
先ず運ばれてきたサラダには、ボローニャソーセージが添えてあり野菜は新鮮でシャキシャキでした。
いよいよ焼き立てのピザが運ばれてきました。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジル、辛いサラミが乗っており、生地も美味しかったです。
ピザが食べ終わる頃合いを見計らって運ばれてきたパスタには、ホタテ、ハマグリ、アサリ、ツブ貝、ムール貝、シジミなどたくさんの貝類が入っており、リングイネは食べ始め時には、ハードすぎるくらいのアルデンテでしたが、食べ進めるうちに程よいアルデンテに変化しました。ソースは優しい控えめな味わいで、素材本来の味を楽しめます。
ドリンクは、グレープフルーツジュースとピーチティーを注文。
入店時は時間が早かったので空いていましたが、帰る時になると席は満席に近い状態になってしまったので、予約をした方が良いと思います。 デートにもおすすめのお店です。
「TENET テネット」
待望のクリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」の上映が開始されました。
第三次世界大戦から人類を救うミッションを命じられた、名もなき男。未来では『時間の逆行』という装置が開発され、過去へ移動することが可能となっており、名もなき男は、未来からやってきた謎の敵と戦うこととなります。
この映画は『時間の逆行』がテーマとなっており、時間の順行と時間の逆行という時間軸が複雑に絡み合ったストーリーと映像で構成されており、一度見ただけでは、すべてを理解するのは難しい難解な映画だと感じました。
クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」は『夢』がテーマで、ターゲットの夢の中に入り込み、夢の中の夢、更にはその夢の中の夢にまでも侵入し、情報を抜き取ったり、植えつけたりする様子が描かれており、これも複雑な時間軸で構成されていますが、現実と夢の境界線が比較的明確だったので、何とか理解できたように感じましたが、「TENET テネット」は、時間の順行と時間の逆行の境界が曖昧なつくりとなっていたから難解なのだと思います。
スリリングなストーリー展開、不穏な気持ちにさせる音楽、今まで見たことのない『時間の逆行』を描いた映像などにより楽しむことができましたが、何とか理解しようとしながら鑑賞していたので、上映終了後はかなり疲れました。
主演はブラック・クランズマンのジョン・デヴィッド・ワシントン(デンゼル・ワシントンの息子)。悪役のセイターは、オリエント急行殺人事件でエルキュール・ポアロを演じ、年末公開予定のナイル殺人事件でもポアロを演じるケネス・ブラナー。セイターの妻キャット役は華麗なるギャツビー、コードネームUNCLEのエリザベス・デビッキ。ノーラン監督作品常連のマイケル・ケイン。そして主人公の相棒ニール役はロバート・パティンソン。
ロバート・パティンソンは来年公開予定の「ザ・バットマン」で若き日のブルース・ウェイン/バットマンを演じることとなっています。「ザ・バットマン」はフレンチコネクションやタクシードライバーに影響を受けたハードボイルドな作品になるとの噂で、キャットウーマン、リドラー、ペンギンなどのヴィランも登場するそうです。これも公開が楽しみな作品です。
「ミッドウェイ」
日米開戦の幕開けとなった1941年12月の連合艦隊司令長官 山本五十六率いる日本海軍の機動部隊は、ハワイ パールハーバー(真珠湾)奇襲攻撃により大きな 戦果をあげたものの、1942年6月のミッドウェイ海戦においてはアメリカ太平洋艦隊司令長官 チェスター・ニミッツ率いるアメリカ機動部隊の反撃により空母4隻を失う事態に陥り、この戦いが太平洋戦争における勝敗のターニングポイントとなったと言われているようです。
この一連の史実を「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が約20年にも及ぶリサーチを経て完成させた映画「ミッドウェイ」
クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」は、太平洋戦争の硫黄島の戦いをアメリカと日本の双方の視点で、2本の映画で描いていましたが、今作「ミッドウェイ」は、1本の映画でそれに挑戦しているように思えました。「戦争に勝者はいない、両方とも敗者なんだ」と語るローランド・エメリッヒ監督は、ハリウッド映画なのでどうしてもアメリカ側に焦点を当てた内容ですが、日本を悪役とはせず、敬意を払った扱いとなっていました。日米それぞれの軍人たちが、お互いの家族や祖国を守るためという共通した想いから戦ったのだから平等に扱ったというのです。
戦艦大和、空母エンタープライズ、零戦などの戦闘機、爆撃機、潜水艦などが登場し迫力の戦闘を繰り広げます。日本の空母めがけて、船上からの砲弾を交わしながら空中から急降下し空母に衝突するギリギリの高度で爆弾を落とし急旋回するアメリカの急降下爆撃機ドーントレスの臨場感ある描写は驚きでした。
アメリカ側には、ハンソロ スター・ウォーズ・ストーリーのウッディ・ハレルソン、ダークナイトのアーロン・エッカート、日本側には、豊川悦司、浅野忠信、國村隼などの俳優陣が出演し実在の人物を演じています。
ハリウッド映画に日本の俳優が出演すると、なぜか嬉しいです。
「シチリアーノ 裏切りの美学」
メガホンを取った、マルコ・ベロッキオ監督はイタリアの巨匠と呼ばれる方のようで、その最高傑作と称される今作「シチリアーノ 裏切りの美学」は、事実に基づく物語で、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主要6部門を受賞し、更にはカンヌ国際映画賞やアカデミー賞の国際映画部門に出品されるなどの功績を残している作品。
コーザ・ノストラと呼ばれる犯罪組織に忠誠を誓った男「トンマーゾ・ブシェッタ」は、名誉を守るために「血の掟」に背き政府に寝返ることに。彼の情報提供により起訴457人、有罪360人という実績を上げた歴史的裁判が始まる!
1980年代初頭のシチリアではパレルモ派とコルレオーネ派による権力闘争が激化しており、組織の最低限のルールも破られ、女性や子供までもが犠牲に。堕落したコーザ・ノストラに失望したパレルモ派の大物トンマーゾ・ブシェッタは、ブラジルに逃亡するもシチリアに残された家族が、仲間の裏切りによりコルレオーネ派に殺害されてしまいます。祖国に戻る決断が迫る中、ブラジルの警察により逮捕され、その後イタリアに送還されたブシェッタは、命も顧みずマフィア撲滅に執念を燃やすファルコーネ判事と出会い、やがて心を開くようになり犯罪組織撲滅に協力する決断をします。
ブシェッタの告発により逮捕された大勢のマフィア達から裁判で「裏切り者」と罵声を浴びせられる中、金や権力の為に、組織の秩序を守るためのルールや理念を破ったお前たちこそ「裏切り者」だと応戦するブシェッタ。果たして裁判の行方は・・・・・・。
主演のピエルフランチェスコ・ファヴィーノは「ボーダーライン ソルジャーズデイ」のステファノ・ソッリマ監督作品「暗黒街」ではマフィアと癒着した政治家を演じ、トムハンクス演じるロバート・ラングドン教授が活躍する「天使と悪魔」では、バチカン警察の刑事を演じていました。
「天使と悪魔」ではバチカン警察と、カラビニエリの車両として、更には「暗黒街」においては政府の車両としてアルファ・ロメオ159が登場していましたが、今作「シチリアーノ 裏切りの美学」ではアルファ・ロメオ75が登場していました。イタリアを舞台とした映画にはアルファ・ロメオの登場率が高いようです。
巨匠と呼ばれる監督の作品だけあって、「シチリアーノ 裏切りの美学」は上記のような娯楽性の高い作品とは異なり、一人の男の生き様や感情に迫った人間ドラマとなっていました。
イタリア情緒溢れる音楽の数々も良かったです。
絶メシリスト
地元で愛し続けられてきた美味しいお店が、時代の流れと共に後継者不足などから絶滅してしまうかもしれない。そんな危機感からお店を救うための地域活性プロジェクトとして群馬県高崎市で2017年に誕生したのが「絶メシリスト」
このプロジェクトがもととなり今春には、テレビ東京で「絶メシロード」という高崎を含む日本全国の「絶メシ」を紹介するドラマまで放送されていました。
高崎の「絶メシリスト」サイトには食堂、喫茶店、ラーメン店、蕎麦店、豆腐店、肉店、パン屋、和菓子屋など、現在60店ほどが掲載されています。
そんな中で今回訪れたのは、「SR50」さんというお店。
バブル前夜の1980年代前半に開業したというこのお店の建物は、おそらく当時は「ナウい!」と呼ばれたに違いない造りで、今でも目を引きます。
メニューはステーキ、ハンバーグ、チキンソテー、パスタ、グラタン、ドリア、シチューなどの洋食で、これらのメニューには、スープ、サラダバー、食べ放題の手造りパンがセットとなっており、なんとステーキ以外は税込み1000円以内で収まってしまうというプライスです。迷った挙句、ハンバーグ・ブラウンソースとチキン・クリームシチューを注文後バーコーナーへ。
サラダバーは、キャベツ、キュウリ、パスタなど。
パンは、バターロール、つぶあんパン、シュガーマヨネーズ、クリームチーズ、クリームパン、ハムマヨロール、チーズフランスなど。
そしてメインが運ばれてきました。
ハンバーグ・ブラウンソースは、アルミ箔で包まれており、これを破ると中から熱々のハンバーグが登場しました。
ナツメグが効いた基本のハンバーグで美味しかったです。個人的には、最近流行りの粗挽きでレアな牛100%ハンバーグよりもこのような昔ながらのハンバーグの方が好みです。
クリームシチューは家庭的な優しい味わいでした。
「絶メシリスト」には、まだまだ沢山の気になるお店があります。また機会があったら行ってみようと思います。
高崎の「絶メシリスト」サイトは(zetsumeshi-takasaki.jp)です。デートで行くお店の参考になるかもしれません。
TVドラマ
待望のTBS日曜9時枠ドラマ「半沢直樹」シーズン2の放送が開始され、好調な視聴率を記録しているようです。
先週放送の第三話では、堺雅人さん演じる主人公半沢直樹の「大事なのは感謝と恩返しだ。これまでの出会いと出来事に感謝し、その恩返しのつもりで仕事をする。そうすれば必ず未来が開けるはずだ。成功を祈る」という台詞が印象的でした。
更に第三話には、片岡愛之助さん演じる国税局の黒崎も登場し、インパクトのある相変わらずの、オネエキャラを演じていました。
シーズン1の最終回で半沢直樹から「百倍返し!」を受けた香川照之さん演じる大和田も第二話で「お・し・ま・い DEATH !」、第四話の予告では「死んでも、嫌だね!」などと言っていました。
そして今シーズンから登場した市川猿之助さん演じる伊佐山は第二話で「詫びろ、詫びろ、詫びろ(8連発)はんじゃわ~」第三話では「お前の負けぇ~」などの台詞がありました。
ドラマ半沢直樹の魅力は、ストーリーが優れている事は勿論ですが、主人公半沢直樹の代表的な台詞「やられたら、やり返す。倍返しだ!」をはじめとした、敵役達も含めた様々な台詞にあると思います。
それぞれのキャラクターの立場で、心の中では思ったとしても、日常生活ではなかなか口にできない言葉を、芸達者な俳優達が代弁してストレートに、更には大げさに発してくれる所にあると思います。
熱いストーリーの中に、痛快な台詞が入ることがキーとなっているように感じます。
「半沢直樹」シーズン2。これからの展開が楽しみです。
TVドラマと言えば、フジテレビの火曜9時枠で放送終了した、吉川晃司さん主演「探偵・由利麟太郎」に引き続き、現在放送されている玉木宏さんと高橋一生さんダブル主演の「竜の道・二つの顔の復讐者」も面白いです。
ランチ
イオンモール高崎から車で10分ほどの住宅街にある「南フランス料理 オリヴィエ」さんというお店へ行ってみました。
南フランス料理 というのをGoogleで調べてみると、オリーブオイル、ニンニク、ハーブ、トマトなどを使用し、イタリア料理の影響を受けているのが特徴なのだそうです。
窓からの日差しが差し込む明るい店内は、優しい色調のテラコッタ色の壁で覆われ、リゾート風な雰囲気で、居心地の良い空間でした。席の間隔はゆったりとしており、昼12時30分の入店時には二組のカップルがいらっしゃいました。
4種類のランチメニューから選んだのは
【パスタセット】 前菜、パスタ又はリゾット、ドリンクに別料金のデザートをプラス
【ランチミニコース】 前菜、肉料理又は魚料理、ドリンク、デザート、パン
メイン、デザート、ドリンクはそれぞれ数種類から選べます。
注文後10分ほどで提供されたアミューズは、スイカのガスパチョ。
この季節にピッタリの料理にテンションが上がります。早速いただいてみると、先ずはオリーブオイルの香り、次にトマト、最後はスイカの風味が口に広がります。
前菜はローストポークとラタトゥイユのサラダ。
美味しいです。とても柔らかく臭みのないローストポークと、複雑な味わいでありながら、やさしい味付けのオリーブオイル、ハーブ、松の実などで調理されたと思われるソースがよくマッチしています。肉の下に添えられたラタトゥイユと一緒に食べるとトマトの風味が加わり、また違った味わいとなります。
メインは、鮮魚のスープ・ド・ポワソン、榛名豚のロースト、鴨胸肉のロースト、仔羊ランプのグリエ、熟成赤城牛のグリエの中から一種類選ぶことができました。
鮮魚のスープ・ド・ポワソンと鴨胸肉のローストで迷いましたが、今回は鴨胸肉のローストを選択。
焼き加減が絶妙で、きれいなピンク色をした鴨肉は、鴨のうま味が凝縮されており、肉の下に敷き詰めてあった、荒くクラッシュしたブロッコリーと一緒に食べると、サッパリとした味わいとなります。とても計算されています。
妻が注文したパスタは、とうもろこしとフレッシュトマト、ベーコンのスパゲティ。
上記の食材にプラスしてブロッコリーや枝豆も入っており、一口いただいてみましたが、もちろんアルデンテで、とうもろこしの甘さが際立つ、優しい味わいの美味しいパスタでした。
最後はデザート。
2種類から選べたので一種類ずつ注文しました。メロンのスープとバニラアイスは、マスカット・ブルーベリーの果実やラズベリーのソース・フレンチトーストも添えられた、見た目も華やかな一品。レモンのチーズケーキは爽やかな見た目です。チーズケーキの上のフルーツと一緒に添えられているのは、アーモンドの粉を焼き固めたものなのだそうです。
会計時に挨拶をしてくださったシェフは、まだ30歳代前半と思われるお若い気さくな感じの方でした。
全体的に優しい味付けでとても美味しい、カジュアルな雰囲気のお店です。
メニューは仕入れた食材や季節により、日替わりになるようです。
デートに是非、利用してみてください。
「6 アンダーグラウンド」
冒頭から約20分間にも及ぶ最初のシーンでは、主人公が乗る蛍光グリーンの派手な色のアルファロメオ・ジュリア クアドリフォリオが、フェラーリ由来 2.9リッターV6ツインターボエンジンの暴力的なエキゾーストノートを奏でながらフィレンツェの石畳の狭い道を、敵が乗るメルセデス、BMW,アウディのドイツ御三家やランチア・デルタ、マセラティ・クアトロポルテなどのイタリア車とのバトルを繰り広げます。
スピーディーで独創的、複雑なカメラワークのカーアクションシーンは、ダビデ像が佇む美術館内でも繰り広げられ、どのようにして撮影したのだろう?と思わせる派手な演出です。製作費もかなりかかっていると思われます。
ここまででは、ストーリーが全く理解できませんが、冒頭のシーンだけでクルマ好きであれば満足できてしまうかもしれません。しかし、ここから徐々に全体像が明らかになっていきます。
億万長者、元CIA,元殺し屋、元侵入犯、医者、元デルタフォース狙撃手などが、自分の死を偽造しチームを結成し、政府が関与できないテロリストや犯罪者を粛清。今作ではクーデターを誘発し某国の独裁者を倒して、民主派であるその弟を政権の中心とするための作戦を繰り広げます。
監督は破壊王の異名を持つバットボーイズ、ザ・ロック、アルマゲドン、トランスフォーマー、などを手掛けたマイケル・ベイ。
今作を見て、何となく演出の一部が、ヒート、マイアミバイス、コラテラルなどで知られるマイケル・マン監督の作品に似ているように感じたので調べてみると、マイケル・ベイ監督はマイケル・マン監督が制作総指揮をしていたテレビ版のマイアミバイスに俳優として、脇役で出演したことがあるようです。おそらく、マイケル・マン監督から何らかの影響を受けていると思われます。
主役のワンを演じたのは、デッド・プールのライアン・レイノルズ。
アクションシーン満載でシリアスなストーリー展開の中に、何故かボルグ、マッケンロー、ナブラチロワ風に変装して侵入し、ターゲットを暗殺するなどユーモラスなシーンが散りばめられているのは、主演と脚本がデッド・プールと同じ人物だからこそ。
Netflix オリジナル映画なので、今のところ映画館では見ることができませんが、大きなスクリーンで見てみたい作品です。
ランチ
「その日に仕入れた新鮮厳選魚介が堪能できるお店」という事で、以前から気になっていた前橋市本町の「みやたや」さんへ行ってみました。
店内は活気があり、カウンターの前にはたくさんの種類の、手書きによる魚料理メニューが貼られています。
何を注文するか迷っていると、店主と思われる方が「今日は刺身はカツオとブリがおすすめだよ! ブリはさばきたて! 焼き魚はカマス、それからキングサーモンも美味しいよ!」とアドバイスしてくださいました。
この日は刺身を食べたい気分だったので、ブリ・サワラ・ホタテの三種盛り刺身定食を注文。追加でアジフライを単品で一枚お願いしました。
待つこと10分ほどでアジフライが運ばれてきました。先ず驚いたのは写真では分かりにくいと思いますが、その大きさです。15㎝から20㎝の間くらいの長さがありました。
外は衣でカリカリ、身はふっくらで生臭さは全くなくアジのうま味が凝縮されています。塩とソース両方を試してみましたが、塩の方がアジ本来の風味が舌に伝わりおすすめです。添えられていたポテトサラダも美味しかったです。
そして、刺身定食が到着しました。見るからに新鮮な三種の厚切りの刺身と三種類の副菜、ごはん、アラ汁がセットとなっています。
お店の方が「ブリは大根おろしとワサビをのせて食べると美味しいですよ」と教えてくださったので、先ずは教えられた通りにブリをいただいてみました。思った以上に歯ごたえがあり、夏なので冬ほどは脂は乗っていなかったものの、それでも脂が乗っているブリを大根おろしと一緒に食べることにより、さっぱりと食べることができました。
サワラはネギが添えられていたので、一緒に食べてみました。食感はブリよりは柔らかめで、ブリとはまた異なる味わいがあります。
ホタテは甘みもあり安定の美味さです。
気になっていた千葉県銚子産のキンメダイの煮つけを注文したお客さんがおり、お客さんの席へ運ばれて行く時に見ることができましたが、とても大きなキンメダイでした。
仕入れにより、おそらく日替わりになるメニュー。そしてボリュームもありリーズナブル。
常連と思われるお客さんもたくさんいましたが、若いカップルも意外に多かったのが印象的でした。
おすすめのお店です。
前橋で夕食
緊急事態宣言が発令されるとは予想していなかった3月上旬、以前ランチに出かけ美味しかった、前橋市のスズランデパートそばのイタリアン「The Test kitchen M」さんへ、夕食を食べに出かけてみました。
コースメニューもありますがこの日はアラカルトメニューから選択。
クルマで出かけたので注文したアップルタイザーを飲んでいると、先ずはアミューズの自家製スモークチキンが提供されました。
本日のおすすめと書いてあったメニューから選んだ、ヤリイカのカルパッチョが到着。彩の良い野菜が添えられており、ヤリイカのねっとりとした食感も心地よかったです。
次はパスタ。
この日のメニューには6種類くらいのパスタがありましたが、その他に「パスタは食材のある限りご対応させて頂きますので、お気軽にお好みのパスタをお申し付け下さい」と書いてあったので、「ペスカトーレっぽいパスタはできますか?」と聞くと「大丈夫ですよ」とのことだったので「じゃあ、トマトソースでお願いします」と注文。
カウンター席だったので調理している様子や、食欲を誘う香りが漂ってきて期待が膨らみます。
スカンピ、イカ、ホッキ貝などの魚介類が入った、食べる前から美味しいパスタが完成。
妻が通常のメニューから選んだボロネーゼも出来上がりました。
一口食べさせてもらいましたが、とても濃厚な味付けで美味しかったです。
最後に運ばれてきたのは鴨ムネ肉のロースト。
ピンク色の焼き具合で、程よい食感もあり、また食べたくなる味わいです。
「肉類は最適な焼き上がりで調理するので、時間がかかります」とメニューに書いてあった通り、カウンターから丁寧に調理している様子を見ることができました。
お店の方も人柄がよく、変にかしこまってなく、気楽に美味しい料理を堪能できるおすすめのお店です。