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ソースカツ丼とカツ丼のランチ
ネットで見つけた、初訪問のお店「和風レストラン松井」さん。(みどり市笠懸町)
Googleマップで調べてみると、事務所からクルマで5分程で行けそうな場所なのですが、行った事のない住宅街の入り組んだ場所にあり、古くからあるお店のようです。
どこか懐かしさを感じる、昭和テイストな内装のお店で、出迎えてくださったのは、優しいご高齢のご夫婦でした。
早速ランチメニューを見てみると、カツ丼、ソースカツ丼、天丼、海鮮丼、鉄火丼、(丼物は、うどんがセットとなっています)トンカツ定食、エビフライ定食、イカフライ定食、天ぷら定食、生姜焼き定食、唐揚げ定食、揚げ物と刺身のセット定食等、種類豊富です。
かなり迷いましたが、お店の外壁に「自慢の味ソースかつ丼・旨いカツ丼」と書いてある看板が取り付けてあったのを思い出し、ソースカツ丼に決めました。
ソースカツ丼、うどん(温・冷 選択可)、サラダ、切り干し大根、白菜の漬物がセットとなっています。
過去に食べたソースカツ丼と比較すると、若干甘味が強い印象でしたが、美味しいソースカツ丼です。
小鉢類も美味しいです。
妻が選んだカツ丼セットもとても美味しそうです。
出かけたのは昨年の10月頃なので、記憶が定かではありませんが、このボリュームのある内容に、更に選べるドリンクまで付いて750円程だったと思います。
かなりお得感のある、ランチでした。
「シン・仮面ライダー」
50年位前にTV放映された「初代 仮面ライダー」を、庵野秀明監督がアレンジして現代に復活させた映画「シン・仮面ライダー」
ついに公開となりました。
高崎中央銀座アーケード商店街、陸上自衛隊 相馬原駐屯地がロケ地となっているシーンが本編に存在するので、群馬県民には嬉しい見どころになると思います。
本作のキャッチコピーは、「変わるモノ、変わらないモノ、そして変えたくないモノ」
悪の組織・秘密結社 ショッカーはSHOCKERとなり、その成り立ちや暗躍する目的も新たな設定となり、ショッカーの怪人はオーグと改名され、ビジュアルも現代風に洗練された印象に変更されていた一方で、仮面ライダーとサイクロン号のビジュアルは、オリジナルとほぼ同じで、レトロ感が漂います。人物名も本郷猛(仮面ライダー)、緑川ルリ子、一文字隼人(仮面ライダー2号)といったように当時の名称のままです。
仮面ライダーが、SHOCKERの上級構成員オーグや戦闘員と戦うシーンも当時よりもスピーディーでスタイリッシュで迫力も増していますが、SHOCKERが倒された後の末路は当時と同様でした。
これらの事柄は、キャッチコピーの内容と、上手くリンクしているように思います。
現時点では、公式サイトでも「あらすじ」すら公開されていない状況なのでストーリーについては語れませんが、凝ったカメラアングルによる構図やカメラワークなど、ワンカットごとの画作りに、かなりこだわって制作している事が伝わる映像で、特に、仮面ライダーの決め技「ライダーキック」や「サイクロン号」のライディングシーンなどが最高にカッコ良く映し出されていました。更には、オリジナルへのリスペクトが随所に散りばめられており、懐かしさが蘇ります。
今回、3月17日18時~の舞台挨拶ライブビューイング付き最速上映会(全国399スクリーン)で見てきました。
ライブビューイングでは、池松壮亮さん(本郷猛・仮面ライダー)役、浜辺美波さん(緑川ルリ子)役、柄本佑さん(一文字隼人・仮面ライダー2号)役、西野七瀬さん(蜂オーグ)役、手塚とおるさん(コウモリオーグ)役、塚本晋也さん(緑川弘博士)役が登場し、映画の見どころなどが語られていましたが、本編には、現時点で公表されていない驚きのシークレットキャストが登場しました。
スマーク伊勢崎内 映画館での最速上映会では、8割程の席が埋まり「初代 仮面ライダー」がTV放映されていた当時には少年だったと思われる方々と、若い方が半々位の割合で鑑賞しており、シン・ウルトラマン、トップガンマーヴェリック同様、おじさんホイホイな作品です。
ご期待ください。
老舗のイタリアンでランチ
桐生市相生町にある、「グスト・デラ・カーサ」さん。
「SINCE 1973」と看板に記されています。
イタリア料理のお店がたくさん新規OPENした、「イタ飯ブーム」と言われた時代は1980年代後半~1990年代前半の頃だと思われるので、それよりも以前から営業されている老舗のお店です。
現在の場所に店舗を構える前に、同じ桐生市相生町内の、別の場所で営業されており、その当時に数度、移転してからも数度訪れた記憶があります。
久しぶりの訪問です。
美味しそうな料理がたくさんある中、今回選んだのは「若鶏のチーズ焼きカツレツ」
見るからに美味しさが伝わるビジュアルです。
丁寧にじっくりと揚げ焼きをしたと思われる、薄い衣に包まれた肉厚の若鶏は、口に含むと、ホクホクで柔らかく、とてもジューシーです。
少し酸味を感じるデミグラス風のソースとの相性も抜群で、カツレツの上に乗ったレモンを絞ると、また違った味わいを楽しめます。
添えられた、たっぷりのホウレン草のソテーとマッシュポテトも凄く料理に合います。
とても美味しくボリュームもあり、満足度の高い料理でした。
妻が選んだ「シェフ特製ラザニア」もナイフを入れると、ホワイトソースや具、チーズがマグマのように溢れ出てきて、とても美味しそうでした。
食後にコーヒーを飲んでいると、デザート用のチョコブラウニーが焼き上がったタイミングだったらしく、ご厚意で、試食に一口サイズのチョコブラウニーを提供してくださいました。
重厚感のある建物と、落ち着いた内装の、「グスト・デラ・カーサ」さん。
ゆったりとした雰囲気で、丁寧に調理していることが伝わる美味しい料理を楽しめる、おすすめのお店です。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
「マルチバース(多元宇宙)」と「カンフー」が融合した映画と聞くと、一見、B級映画的に感じますが、何と、本年度アカデミー賞の作品賞ノミネート作品中、オスカー最有力らしく、しかもプロデューサーはルッソ兄弟と言う映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
個人的には、最優秀作品賞は「トップガンマーヴェリック」に獲得して欲しいと思いながらも、興味をひき、早速見てきました。
中国系移民エヴリン・ワンは、優しいけれど頼りない夫ウェイモンドと反抗期の娘ジョイ、痴呆症の父ゴンゴンと共に、赤字続きのコインランドリーを経営し、忙しく悩みの絶えない毎日を送っていました。そんな中、エヴリンが経営するコインランドリーに国税庁から監査が入り、役人から責められていると、他の宇宙からやってきたウェイモンドが、夫ウェイモンドに憑依し、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ、悪と戦ってほしい」と頼まれます。しかもその巨悪は娘ジョイだというのです。
エヴリンは他の宇宙で、カンフーの達人であったり、歌手であったり、凄腕シェフであるエヴリンの力を借りて、全宇宙を救うために巨悪と戦う事になります。
他の宇宙に移動する手段「バース・ジャンプ」を実施するには、靴を左右逆さに履く、リップクリームを食べる等、出来るだけ奇妙な行動を取らなくてはいけないという設定、「マトリックス」や「2001年宇宙の旅」のパロディー等、奇想天外な描写の連続ですが、終わってみると家族愛の物語になっているという、とても不思議な映画でした。
SF・アクション・コメディ・ヒューマンドラマといった感じです。
主役のエヴリンを演じるのは、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」でボンドウーマンの経験を持つ、アジア系女性アクション俳優の草分け的存在ミシェル・ヨー。すでに還暦と言う事ですが、キレのあるカンフーアクションを披露し、各ユニバースで、様々な役を素晴らしい演技で演じていました。
監督は、ダニエルズと呼ばれる二人組で、過去作には「スイス・アーミー・マン」という、かなり変わった内容の映画を発表しているようです。後で見てみようと思います。
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」
「その日彼は、私に日本映画を見せ説明した。『荒野の用心棒』はこの雰囲気だと」
映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが、セルジオ・レオーネ監督から見せられたのは、黒澤明監督の「用心棒」(映画を見て知ったのですが、二人は小学校時代に同級生だったそうです。)
「荒野の用心棒」のテーマ曲「さすらいの口笛」誕生の瞬間です。
この映画の主人公を演じたクリント・イーストウッドは語ります。
「映画を観てとても驚いた。なぜなら音楽が独創的で、当時あれほどオペラ的な西部劇の曲はなかった」
このような数々のエピソードが、エンニオ・モリコーネと親交のあった、映画監督や映画音楽家、音楽プロデューサーを始めとする各界著名人のインタビューと、モリコーネが手掛けた数々の映画の名シーンと共に綴られていく、モリコーネの波乱万丈な半生を描いたジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」 5年以上にもわたる密着取材が敢行されたそうです。
2020年に91歳で逝去するまでに、500作品以上もの映画やテレビの音楽を生み出したというモリコーネ。本編には、その中の約50作品が紹介されていましたが、私が見た事がある作品は、荒野の用心棒、夕日のガンマン、続夕日のガンマン 地獄の決闘、シシリアン、ウエスタン、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、アンタッチャブル、ニュー・シネマ・パラダイス、海の上のピアニスト、ヘイトフル・エイトなどのごく僅かでしかありませんでした。まだまだ、見なければならない映画がたくさんあります。
これほど偉大な映画音楽家でも様々な苦悩の連続で、モリコーネが映画音楽を作曲し始めた1960年代は、クラシック音楽に比べると映画音楽は、格下に思われていたようで、特にモリコーネが学んだ音楽学校の恩師や同級生からは商業的な音楽は道徳的に非難されていたというのです。
その後、モリコーネが音楽学校時代の人々に認められたのは、セルジオ・レオーネ監督の遺作となった1984年公開のワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカへ提供した曲だったそうです。
更には、何度もアカデミー賞の作曲賞にノミネートされながらも最優秀賞には選ばれず、挫折をし、映画音楽を幾度もやめようと思いながらも、あきらめずに作曲を続けた結果、2016年、遂に悲願のオスカー像を手にしたのはクエンティン・タランティーノ監督のヘイトフル・エイトでの曲。
タランティーノがアカデミー賞の壇上で「モリコーネの曲は映画音楽の作曲家のレベルを超えている、彼はモーツァルトであり、ベートーヴェンでもあり、シューベルトなのだ」とその偉業をたたえるシーンが映画の中に盛り込まれていました。
映画ファンは、見逃すことのできない「モリコーネ 映画が恋した音楽家」
現在、群馬県では シネマテークたかさき で上映中です。
家の中を探すと、セルジオ・レオーネ監督の、夕日のガンマン、続夕日のガンマン 地獄の決闘のDVDや、アラン・ドロン出演のフレンチ・フィルム・ノワール シシリアンのDVD、セルジオ・レオーネ監督の遺作 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのサントラ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督のニュー・シネマ・パラダイスのサントラなどのエンニオ・モリコーネによる曲の作品が出てきました。
更に、エンニオ・モリコーネと双璧をなすイタリア人映画音楽家、ニーノ・ロータのCDも発見してしまいました。
軽井沢で、ランチビュッフェ
昨年11月下旬。軽井沢での二日目のランチは、宿泊した軽井沢プリンスホテル ウエスト内のレストラン「プリムローズ」さんでランチビュッフェ。
予約時間が11時30分だったので5分前くらいにお店の前に行くと、すでに行列ができており、開店後は、席数の多いかなり広い店内が、すぐに満席に近い状態になってしまいました。
たくさんの、美味しそうな料理が並んでいます。
冷菜類は、スモークサーモン、白身魚のエスカベッシュ、紫イモのタルト、合鴨スモーク、バーニャカウダ、キャロットラペ等。
温菜類は、豚肉のロースジンジャーソース、鶏と茸のフリカッセ、野菜の鉄板焼き、ビーフストロガノフ、茄子のラザニア、信州サーモンの柚庵焼き、秋刀魚と茸のコンフィ等。
クロワッサンサンド、ピザ、スパゲッティナポリタン、手まり寿司などもいただきました。
その他、和食系では小丼・信州そば、中華系では豚バラ肉のセイロ蒸し・チャーハン・ごま団子等、カレー、スープ類などが有りましたが、お腹がきつくなってしまい断念。
別腹のスイーツ類は、通常よりも小ぶりなサイズなので、たくさんの種類を食べることができます。
オペラ、チーズケーキ、パンナコッタ、カスタードプリン、マカロン等の他、ジェラートも6種類有りました。
スイーツ類は、3人でシェアしたので全種類制覇に成功 ‼
ドリンク類は、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ハーブティー、ウーロン茶など。
コロナ禍の影響も有り、久しぶりのビュッフェでしたが、楽しい時間を過ごす事ができました。
午前11時のチェックアウト後、ランチの予約時間までに時間があったので、広大なホテルの敷地内を散策。
11月下旬。軽井沢の紅葉シーズンは、すでに終了していましたが、「紅葉の名残り」を発見できました。
「バビロン」
1920年代のハリウッドはサイレント映画の黄金期。
サイレント映画の大スター「ジャック・コンラッド」を始めとした映画業界に携わる人々により、夜な夜な開催されるパーティーは、「華麗なるギャッツビー」でのパーティー・シーンを更に過激にしたような、豪華絢爛で無法地帯化した浮世離れした世界。
そのパーティーにハリウッドスターを夢見て密かに忍び込み、映画に出演するチャンスをつかむ「ネリー・ラロイ」。
すでに富と名声を得ている「ジャック」と、瞬く間に新進気鋭の若手から大女優に登り詰める「ネリー」。
しかし映画業界はやがて、サイレントの時代からトーキーの時代へと移り変わり、全く撮影方法も変化し、その流れに追いつけない「ジャック」と「ネリー」は徐々に過去の人へとなって行きます。
2人の栄枯衰退を中心に、それを取り巻く人々を描いたストーリーには、ヒスパニック、アジアン、アフリカ系アメリカ人といった、マイノリティの姿も見ることができます。
「ジャック」を演じたブラッド・ピットは、豪快な生きざまのハリウッド大スターの人気が衰えて行く様を哀愁漂う演技で見事に演じ、「ネリー」を演じたマーゴット・ロビーは、自身のはまり役ハーレイ・クインを彷彿とさせる、天真爛漫で破天荒な「ネリー」のキャラクターを迫真の演技で演じていました。
デイミアン・チャゼル監督は今作「バビロン」で、「ラ・ラ・ランド」とは異なる視点でハリウッドの人々を描いています。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」。
クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(この映画でもブラッド・ピットとマーゴット・ロビーは共演していました)
デイミアン・チャゼル監督の「バビロン」
全く異なる3作品ですが、これらの映画には、それぞれの監督の、映画に対する想いや愛情がとても込められているという共通点があるように感じます。
軽井沢の、美味しい蕎麦とイルミネーション
昨年11月下旬、軽井沢へ行った時の夕食は、旧軽井沢ロータリーに位置する「川上庵 本店」さんで蕎麦をいただきました。
昔、ソニープラザさんがあった場所だと思われます。
以前、軽井沢へ来た際、昼時に行列ができていた、こちらのお店。
人気のお蕎麦屋さんのようで、この日も、昼間この付近を散策した時には行列ができていました。
夕方だったら、並ばなくても大丈夫かな?と予想し、少し早い夕食で行ってみると大正解。行列はなく、ほぼ満席状態だったものの、予約なしでも、店内で5分程待っただけで席に案内されました。
とても居心地が良い店内は、和の雰囲気に、洋を加えた内装。照明の灯りは落とし気味で、映画「華麗なる賭け」のリメイク「トーマス・クラウン・アフェアー」で、スティングが歌っていた主題歌「風のささやき」など、しっとりとした曲が流れて、お蕎麦屋さんとは思えない雰囲気です。
夕食なので、お酒を飲んでいる方も多く、お酒のつまみになりそうな一品料理も多数ありました。
この日は、雨が降る寒い夜。温かい蕎麦にしようか迷いましたが、やはり蕎麦は冷たい方が好みなので、冷たい「天せいろ」を注文。
頭が付いた、とても大きな海老天に驚きです。
一緒に出かけた家族は、温かい「鴨南そば」や
天ぷらが別皿になっている、温かい「天ぷらそば」を注文しました。
やはり、行列ができる人気店だけあり、とても美味しい蕎麦を堪能できました。
食後は、イルミネーションを楽しむために、軽井沢アウトレットへ!
雨が降り、歩道にできた水たまりに、色鮮やかな光が反射し、イルミネーションをよりきれいに彩っていました。
軽井沢でランチ
昨年の11月下旬、久しぶりに軽井沢へ行く事になったので、ランチで予約したのは、
「Au Depart - Cinq fers/オーデパール サンクフェール」さん。ネットで見つけた初訪問のこちらのお店は、完全予約制のため前日に予約の連絡をしたのですが、運よく予約ができました。
桐生市からは、高速道路を利用し2時間ほどで軽井沢に到着です。
木々に囲まれた、軽井沢の別荘のような建物は、隠れ家的な雰囲気で、広い駐車場も完備されていました。
予約時間の11時30分には、私達も含め2組のみでしたが、その後数組が来店され、ほぼ満席になってしまいました。
ランチは、アミューズ・パスタ・メイン・パン・ドリンクと言った内容のランチセットのみで、パスタとメインは数種類の中から好みの料理を一品ずつ選択できます。
この日のアミューズは、秋ナスのラタトゥイユ。
パスタは、
・しらすと九条ネギのトマトソース
・ひき肉と春菊とドライトマト
九条ネギ、春菊と言った和の食材が使用されているのが新鮮でした。
メインは、
・鮮魚のポワレ フランスプロヴァンス地方タップナードソース
メニューに、タップナードソースとはブラックオリーブ・ケッパー・アンチョビなどで調理されている事が記されていました。
・じっくりコトコト煮込んだ鶏もも肉信州赤ワイン煮込み
どちらのメイン料理も、たくさんの野菜が添えられヘルシーです。
最後は、コーヒー、紅茶と、別途お願いしたデザート。
カジュアルで居心地の良い雰囲気の中で、ゆったりと美味しい食事が楽しめる、こちらのお店は、店員さんもとても親切。軽井沢駅から徒歩圏内という好立地でありながら、リーズナブルな穴場的なお店です。
食後は軽井沢銀座を散策。
令和3年に新たにオープンしたという、ミッフィーのお店や、軽井沢に来た時には必ず立ち寄ってしまう、昭和の時代からある、フェラーリ・グッズを販売するお店などに行きました。
フェラーリと言えば、数年前から噂されていた、エンツォ・フェラーリ御大の伝記映画の撮影がついに昨秋から開始されたようです。エンツォ・フェラーリを演じる俳優は当初、クリスチャン・ベール、ヒュー・ジャックマンなどの名前が挙がっていましたが、アダム・ドライバーに決定したそうです。しかも監督は、あのマイケル・マンなので、名作になることは、ほぼ確実だと思われます。
1957年夏、自身の会社は倒産寸前。愛息子アルフレッド(ディーノ)まで失い、悲痛な状況下、公道レース「ミッレミリア」に挑戦する事で再起を狙うエンツォの姿を描く作品になるそうです。
また一つ楽しみが増えました。
「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」
2020年公開の「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」はアガサ・クリスティ風な謎解きミステリー映画で、ジェームズ・ボンドのイメージが強いダニエル・クレイグが、新たなキャラクター名探偵ブノワ・ブランを演じて話題となった作品です。
その続編「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」。
昨年末からNetflixでの動画配信が開始されました。今作は劇場公開はされずNetflixでしか見ることが出来ません。
テクノロジー業界で成功した大富豪、起業家マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)はギリシャのプライベートアイランドの豪邸で、パーティーを開催。招かれたのは一癖も二癖もある友人達。そこで発生した殺人事件を解決するのは、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)
プライベートアイランドの豪邸での殺人事件は、ある意味、密室殺人。さらに、登場人物全員が容疑者と言った、古典的なストーリーではありますが、登場する大富豪が手掛けるのが、CO2排出量ゼロの新たなエネルギーであったり、インフルエンサーやYouTuberの登場、低賃金で働かされる途上国での人権問題などが物語の中に組み込まれ、現代風にアレンジされています。そして正に、コロナ禍での撮影だったため、物語の序盤では登場人物がマスクを着用しているのも、今を感じます。
起業家マイルズ・ブロンが、Amazonの創業者やTwitterを買収して話題となっている起業家を連想させるのも面白いところです。
数々のカメオ出演が有るので、注意して鑑賞する事をおすすめします。また、本人は出演していませんが、「ジェレミー・レナーの激辛ホットソース」と言う架空の商品が登場するなどして笑わせてくれます。(ジェレミー・レナーは、1月1日にプライベートでの除雪作業中に大怪我を負うというニュースが伝えられましたが、幸いな事に、現在は回復に向かっているそうです。)
監督は前作に引き続きライアン・ジョンソン
絶妙な場面構成で、見事なトリックをユーモアを交えてシリアスになり過ぎないトーンで描いた、とても面白い作品でした。