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What's New 婚活ブログの最近のブログ記事

OPEN!スパイスカレーのお店 ~高円寺から桐生市へ~

桐生市で今年8月23日にOPENされたばかりのカレー屋さん

「スパイスカレー MANTRA」さんへ、早速伺ってみました。

(群馬県桐生市境野町3丁目1484-1)

https://www.instagram.com/spicecurrymantra/

神保町や下北沢と並び東京のカレー激戦区といわれている高円寺から群馬県桐生市に移転OPEN

以前も飲食店だった建物をリノベされたようです。

スパイスボトルが並べられている、きれいな白と茶色を基調とした店内には、カレーの香りがして食欲を刺激します。

週替わりと思われる4種類のカレーより1種類盛り~3種類盛りまで、その日の気分で選べるシステムになっています。

具体的に詳しくカレーの特徴がメニューに記されており、どのようなカレーなのか何となく想像できてとても良いと思います。
かなり迷った末に、

◎ オレンジ鶏のバターチキン

鶏ももを陳皮とオレンジピールでマリネして爽やかな香りをつけトマトたっぷり、カシューナッツとバターでリッチに!全然辛くないカレー

◎ ココナッツムースフィッシュ

魚介のスープがたっぷり!セージでマリネした白身魚のベースカレーにココナッツとレモングラスのエスプーマ(泡状のソース)をのせた辛くないカレー

の2種盛カレーを、お願いしました。

同行者は、下記の2種盛を注文。

◎オレンジ鶏のバターチキン

◎超粗挽き豚肩のごま坦々キーマ

10mmに挽いた脂身の少ない肩ロースで肉々しい食感に濃厚な練りごまと横浜の有名店の特製豆板醤を合わせた少し辛めのカレー

それぞれ特徴的な味わいですが、どのカレーも口に含んだ瞬間「旨い」と感じる丁寧に調理されていることが伝わる美味しいカレーです。

付け合わせも凝っており、この日は、

・ブロッコリーのアーリオオーリオ
・塩麹のキャロットラペ
・きゅうりの中華アチャール
・赤玉ねぎのアグロドルチェ
・かぼちゃのガンボ風
・うずらの玉子のバルサミコ
・桃みたいなトマト
・ピザ生地で揚げパン

といったラインナップで酸味や甘味が、濃厚なカレーの箸休めにピッタリです。

特に「桃みたいなトマト」は、見た目普通のミニトマトですが正にジューシーな桃の味がして驚きました。

とても研究されたオリジナルな美味しいカレーや付け合わせをいただける、おすすめのお店です。

自家製クラフトドリンクや個性的なフレーバーのアイスクリームも販売されていました。


金曜日・土曜日のみ営業のカフェでケーキ&ドリンク

前橋市の「CAFE&LABO ぬでいる」さんは、曜日ごとにお店が入れ替わるレンタル カフェ。

〈群馬県前橋市橳(ぬで)島町155〉

この日は、こちらのレンタル カフェで金曜日・土曜日のみ営業されている「Mimpi」さん(インドネシア語で夢という意味のようです)で、美味しいケーキとドリンクをいただいてきました。

季節のフルーツを使用したケーキの種類は決して多くありませんが、魅力的な厳選されたラインナップのためどれを選ぶかとても迷ってしまいます。

◎ 桃のショートケーキ

◎ 柑橘のフロマージュタルト

◎ プラムのタルト

3人で伺ったので、上記の3種類を注文してシェアしました。

「桃のショートケーキ」は、桃のあの独特な優しい香り・甘味とふんわりスポンジ、そして甘さ控えめな生クリーム。とても美味しいです。

サクサクのタルト生地とほんのり酸味のあるフロマージュクリーム。更に、瑞々しくフレッシュなネーブルオレンジ&ルビーグレープフルーツ。バランスが絶妙な「柑橘のフロマージュタルト」

酸味の強いプラムとしっとり生地が一体となった「プラムのタルト」も爽やかで美味しいです。

全てのケーキに、熊と思われる動物をかたどったクッキー・ブルーベリー・キウイフルーツが添えられていました。

作り置きでなく、注文を受けてから一つ一つ丁寧に仕上げる出来立てのとても美味しいこだわりケーキをいただくことができました。

ケーキと一緒に味わった「アイスコーヒー」も、濃いめで香りと苦味も強くすごく美味しかったです。

同行者2人が選んだ「アイスジャスミングリーンティー」も、とても美味しかったそうです。

「CAFE&LABO ぬでいる」さんに出店されている方々は、将来的に独立して自分のお店を開業するための準備期間なのかな? と勝手に想像してしまいました。

皆さん夢の実現のために、頑張っていただきたいです。


アラン・ドロン 「サムライ」

8月18日、フランスの名優アラン・ドロンが逝去されたとの報道がありました。

アラン・ドロン出演作で最初に見たのはニーノ・ロータの旋律も印象的なルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」だと思います。まだ小学生だった頃、「○○洋画劇場」というタイトルで曜日ごと順番に異なるTV放送局がほぼ毎晩映画を放送していた時代、映画好きな父親と一緒に見ていた様々な作品の中の一本。

アラン・ドロンの出演作はかなりたくさんあるので、おそらく全出演作のうち三分の一にも満たない程しか鑑賞していないと思いますが、最も好きな作品は「サムライ」

DVDも持っているのですが、今年7月下旬にNHK BSのプレミアムシネマで「サムライ」が放送された際にも思わず録画してしまい、時間があった時に見てしまいました。

「サムライの孤独ほど深いものはない。さらに深い孤独があるとすれば、ジャングルに生きる虎のそれだけだ。《武士道》より」

というテロップが入るオープニングで物語が始まります。

アラン・ドロン演じる主人公のジェフ・コステロは一匹狼の殺し屋。

毎回、路上に駐車されている「シトロエン DS」だけを手際よく盗み、協力者の自動車修理工にナンバープレートを付け替えさせ、銃を受け取り「仕事」に向かいます。

アラン・ドロンの魅力が凝縮されたストーリーと映像は、正に「フレンチ・フィルム・ノワール」の代表作と言っても過言ではない作品。

監督はジャン=ピエール・メルヴィル。

アラン・ドロンとは「ボルサリーノ」「ハーフ・ア・チャンス」で共演していて、2021年に逝去されているフランスの名優ジャン=ポール・ベルモンドの代表作「勝手にしやがれ」(ジャン=リュック・ゴダール監督)にジャン=ピエール・メルヴィル監督は俳優として出演されているとのこと。

2018年にNHK BSで放送されたアラン・ドロン単独インタビュー

「アラン・ドロン ラストメッセージ~映画 人生 そして孤独~」の中で、アラン・ドロンが自身の出演作の中で最も好きな作品は「サムライ」と答えていたように記憶しています。


沖縄発のアイスクリーム&城町 アンブレラスカイ

館林での美味しいランチの後に伺ったのは、

沖縄発のアイスクリームショップ「ブルーシール アイスクリーム 群馬大泉店」さん。

(群馬県邑楽郡大泉町富士1丁目752)

館林中心部からクルマでおよそ30分程で到着しました。

「ブルーシール アイスクリーム」は、 沖縄の米軍基地内の米軍関係者へ乳製品を供給していた米フォーモスト社が、1963年に基地をとびだし沖縄の浦添市牧港へ拠点を移したのが「沖縄のアイスブランド」としてのスタートなのだそうです。

2024年8月時点で関東地方には、10店舗を展開しており「群馬大泉店」さんはその中の1店舗のようです。

ポップな色合いの店舗内外装は、アメリカンな雰囲気満載です。

アイスクリームだけでなくソフトクリーム・シェイク・クレープなども販売されていました。

今回は、20種類程のフレーバーから選べるアイスクリームから、沖縄のイメージの「琉球紅茶わらび餅」「紅イモ」数量限定の沖縄産グァバを使用した「ハイサイ!トロピカルヨーグルト」を注文し美味しくいただきました。

 

 

話が前後しますが、ランチで伺ったお店の予約時間よりも1時間も早く館林に到着してしまったので行ってみたのは、8月31日まで開催中の、

「城町 アンブレラスカイプロジェクト2024」

(群馬県館林市城町1番1号 食堂前)

館林市役所敷地内に7色550本の傘が頭上に設置され、カラフルな彩が涼しげで一瞬夏の暑さを忘れさせてくれました。


週三日だけ営業の 古民家カフェ・和スイーツを抹茶と共に

群馬県桐生市の隣に位置する栃木県足利市。

住宅街の小高い場所に店舗を構えるのは、土曜・日曜・月曜の週三日だけ営業の、

古民家リノベのカフェ「茶房 のの」さん

(栃木県足利市八幡町248−4)

時間がゆっくりと過ぎるように感じる、昭和レトロな風情の一軒家で抹茶と一緒に「和テイストなスイーツ」をいただくことができました。

あんみつ、わらび餅、抹茶や黒ゴマを使用したパフェ・アイスクリーム、夏季限定のかき氷、季節限定で予約制のアフタヌーンティーなど豊富な品揃えの中から妻が選んだのは、

6種のミニサイズスイーツを抹茶と共に味わえる「お抹茶セット~琥珀~」

クリームあんみつ・メロンがのったレアチーズ・ほうじ茶のムース・パフェ・わらび餅・最中の皮が添えてある抹茶アイスクリーム

たくさんの種類のスイーツを一度で味わえる贅沢セットは、目でも楽しめます。

私が注文したのは「お抹茶セット~てまり~」

クリームあんみつ・桜風味あんの最中・メロン

ミニ・ミニサイズのアフタヌーンティーのようです。

季節などにより変わると思われる彩り豊かなミニスイーツは、抹茶の風味や苦味と良く合いました。

更に嬉しいことに、この二種類のセットには珈琲・紅茶・ほうじ茶のいずれかが選べるドリンクも含まれています。

元来の家屋が持っていた和の要素を上手く残したリノベーションなのでとても落ち着く空間。

テラス席も完備されていたので、春や秋の気候の良い季節であればこちらの席も良いと思います。

夏本番!連日暑い日が続きます。

涼しげなビジュアルの和テイストの美味しいスイーツは、いかがでしょうか。

メニューなどの詳しい情報は、

https://foodplace.jp/sabou-nono/

https://www.instagram.com/chafangnono/


「古民家ビストロ」で味わう美味しいランチ

桐生市からクルマで1時間弱程で到着したのは、以前から気になっていたお店

館林市の「ビストロ スギエ」さん。

(群馬県館林市大手町7−36)

何となく昭和な雰囲気が漂う一方通行の路地に佇む「古民家リノベーション」のとても味わい深い外観です。

(隣のラーメン屋さん「森田屋支店」さんも、まるで映画のセットのような昭和風情を感じる外観でとても気になりました。)

照明が落とし気味の和洋折衷といった風情の店内は、異空間的にも感じますが不思議に居心地が良かったです。この日はたしか懐かしのバーシアの曲が流れていました。

メインの品数やスープの有無が異なる4種類ほどのランチメニューから選んだのは、

季節の一皿・前菜一種・メインディッシュ・パン・ドリンクから構成されたAコース。

前菜・メインディッシュ・ドリンクは好みのメニューを選択できます。

三人で訪れたので異なる前菜とメインディッシュを注文しシェアする事にしました。

先ずテーブルに運ばれてきたのは「季節の一皿」

〇野菜のテリーヌ ニンジンソース 涼しげな彩で食欲をそそります。

次にサーブされたのは「前菜」

〇本日鮮魚のマリネ 

この日は鯛でした。

〇自家製キッシュ 

嬉しいことに美味しいキッシュが二切れ有ります。

〇自家製ポークリエット+生ハム 

パンを食べきってしまいパンのおかわりをしてしまいました。

いよいよ「メインディッシュ」が到着です。

〇本日鮮魚のポワレ 

この日の鮮魚は鯛。素材の味を生かしたシンプルな味付けのふっくらとした身を、少し酸味のあるソースと共に味わう美味しい一皿でした。

〇鴨もも肉のコンフィ 

外パリパリ、中しっとりで、鴨の旨味が口の中に溢れます。

〇国産鶏もも肉のロースト

こんがり焼けた鶏もも肉はバジル風味のソースでいただきました。

ドリンクは、アイスコーヒー・オレンジジュース・グレープフルーツジュース。

デザートもとても気になるラインナップでしたが、この後デザートを兼ねて行く予定のお店があったので泣く泣く断念しました。

食後、気さくなお店の方が料理への想いを聞かせてくださいました。

どの料理もとても美味しくボリュームも有り、店内の雰囲気も良く、お店の方も親切なおすすめのお店です。


創業約半世紀の「喫茶店」でハヤシハンバーグ&オムライス ランチ・桐生市

桐生市の喫茶店「伽羅」さん。

群馬県桐生市永楽町6−11

以前からとても気になっていたのですが初訪問となりました。

かなり昔から桐生市の末広通りから少し入った道沿いのこの場所で営業されているようなのでお店の方にたずねてみると、今年で48年目との事。

創業約半世紀の喫茶店です。

開店時間のAM11時30分を少し回った位に到着したところ、すでにお客さんが3組程いらっしゃり正午になるとカウンター席・テーブル席合わせて20人ほど入店できる店内は9割方埋まってしまいました。

とても人気のあるお店のようです。

サラダ・選べるドリンクが付いたランチセットは、ピザ・スパゲッティ・グラタン・ドリア・オムライス・ハヤシライス・カレーライス・焼きカレーなどの洋食メニューが揃います。

3人で訪れたので、

ハヤシハンバーグセット×2

オムライスセット×1

を、お願いしました。

先ずは、メニューには記されていなかったスープが提供されました。嬉しい誤算です。

次はサラダ。

レタス・トマト・コーン・ワカメ・ポテトサラダが乗ったお皿は冷たく冷やされていました。


そしてご飯と共に運ばれてきたのは、メインの「ハヤシハンバーグ」

トマトやシメジが入ったデミグラスソースの中に沈むハンバーグ。更にハンバーグ上にはとろーりと溶けたチーズ。見るからに美味しいやつです。

ご飯がすすむ料理なのでご飯を一杯お替りをしてしまいました。

箸休めのさっぱりとした瑞々しいきゅうりの漬物が濃厚なハヤシハンバーグの味わいを中和してくれます。

妻が選んだ「オムライス」も素晴らしいビジュアルです。

少し食べさせてもらったところ、少し半熟気味の薄焼き卵に包まれていたのはケチャップライス。

優しい卵の風味+ケチャップライス+デミグラスソース とても美味しいです。

ドリンクは、アイスコーヒー・アイスティー・ミルクティー。

料理も美味しく、お店の方もとても親切でアットホームな雰囲気。

48年も前から営業されているのですからもっと早く伺っていれば良かったなと思いました。


新規OPEN!アメリカンな焼き菓子のお店&桐生市の人気ハンバーガー屋さん「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」で準優勝

桐生市本町5丁目の裏路地に店舗を構える人気のハンバーガー屋さん

「Ju the burger(ジューザバーガー)」さん(群馬県桐生市本町5丁目62)が、今年6月27日~30日に、さいたまスーパーアリーナで開催された「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」に参加し、準決勝18店舗に選出され、更に決勝進出の4店舗に駒を進め、わずかな差で惜しくも優勝は逃したものの見事2位(384点で優勝店との差6点)の「準優勝」を獲得されたようです。

(ちなみに優勝は宮城県の「Harry's Junction」さん(390点)、3位は群馬県の「ジュピターズキッチン四万温泉」さん(361点)と言うお店が獲得されたようです)

「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」は、全国の人気ハンバーガー屋さんが世界を目指し競う大会で、優勝したお店には11月にアメリカで開催される「World Food Championships 2024」のハンバーガー部門 日本代表参加権が送られるとの事。

(https://jburgerchamp.com/)

「Ju the burger」さんは、初参加で準優勝ですから快挙だと思います。

おめでとうございます。

そんな「Ju the burger」さんの姉妹店として今年4月(2024)に桐生市で新規OPENされたのは、アメリカの素朴な焼き菓子が揃うというお店「SPICE american bake shop(スパイス アメリカン ベイク ショップ)」さん(群馬県桐生市本町 5丁目63-3  Ju the burgerさんの向かい)

白を基調とした明るい店内には、マフィン・スコーン・ケーキ・クッキーなどの焼き菓子が並んでおり、ハチミツ・調味料・紅茶なども販売されていました。

たくさんの種類があり目移りしてしまいますが今回は、

◎コーヒーウォールナッツケーキ

◎バナナクリームチーズマフィン

◎ベーコンメープルコーンブレッド(スポイトには、メープルシロップが入っていました)

の3品をテイクアウトして美味しくいただきました。

更に「Ju the burger」さんが目の前にあるのにハンバーガーも購入しないわけにはいきません。

バーベキューバーガーとサイドメニューのフライドオニオン&フライドポテト&選べるドリンク(アイスコーヒー)のセットをテイクアウト。

バーベキューバーガーは、テイクアウトでも表面がパリッとした美味しいバンズにサンドされた、ビーフ100%のパティ・ベーコン・チェダーチーズ・トマト・グリルオニオン・レタス・BBQソースで構成された食べ応えのあるとても美味しいハンバーガーでした。

両店舗の店員さん共に、とても親切な接客をしてくださいました。

おすすめのお店です。

そういえば、「Ju the burger」さんの「東京・東銀座店」が、昨年(2023年)放送の「マツコの知らない世界(銀座ランチの世界)」で紹介されていました。


群馬(海なし県)で海鮮全部盛り定食「刺身・煮魚・海老天」を堪能

海なし県群馬で美味しくてお得な海鮮系の食事をいただけるお店。

高崎市の「大衆割烹 莫山」さん。

2023年の2月頃にオープンされたようです。

桐生市からは、クルマで片道1時間30分くらいの場所でしたが新鮮な海鮮系の料理を堪能できたので、伺った甲斐がありました。

刺身定食、海鮮ちらし定食、天ぷら定食、アジフライ定食などの海鮮料理中心の定番メニューの他、日替わりと思われる「本日のおすすめ」という7種類ほどの定食メニューや、刺身・煮魚・天ぷらすべてがセットとなった「莫山定食」などがありました。

どれも美味しそうです。

三人で出かけたので、

「莫山定食」を二つ(うち一つは、煮魚を金目鯛に変更)と「アジフライと刺身の定食」を一つ注文してシェアする事にしました。

豪華絢爛な「莫山定食」

新鮮で厚切りの刺身は、8種類ほどの盛り合わせとなっておりマグロの大トロは、まるで牛肉のようなビジュアル! 口の中でとろけてしまいます。

天ぷらは、海老の他に4種類ほどの野菜がサクサクに揚げられていました。

煮魚は、通常の「カレイ」と変更した「金目鯛」の2種類を食べ比べることができました。どちらも美味しく甲乙つけがたい味わいです。

「アジフライと刺身の定食」も、とても良い組み合わせです。

華やかな刺身5種盛。

厚みがありサクサクでホクホクなアジフライ。タルタルソース付き。

両方の定食に共通の煮物、手作り漬物、ポテトサラダも添えられた野菜サラダ、ほんのり柚子の香りがするあら汁など全ての料理が手抜きなしの美味しさ。ご飯の量は、はじめ少なく感じましたが食べ終えてみるとおかずの量が多いので丁度良い量でした。

ごちそうさまでした。

「莫山」と記載された大きな垂れ幕が店先にあったので近くまで行くとすぐに発見できました。

和の雰囲気の落ち着いた店内は、カウンター席、テーブル席、座敷席も完備。

群馬県高崎市本郷町95−7

夏休みの観光シーズン お店の場所から榛名湖までは20km位なので、榛名湖や榛名神社などへのドライブに行く際に立ち寄るのも良いと思います。


「フェラーリ」マイケル・マン監督 最新作

1966年に開催されたル・マン24時間耐久レースでのフェラーリとフォードの熾烈な争いを描いた2020年公開の名作「フォードVSフェラーリ」では製作総指揮を務めた巨匠マイケル・マン。

マイケル・マン自らがメガホンを取った最新作「フェラーリ」は、監督の30年以上にも及ぶ構想がついに実現した作品。

2本の作品は、登場人物のヒューマンドラマがとても丁寧に描かれている点と巧みなカメラワークによる臨場感溢れる迫力のレースシーンが再現されている点が共通しているものの「フォードVSフェラーリ」はホットで華やかなのに対し「フェラーリ」はクールで渋い印象を受ける正反対な仕上がりになっているように感じました。

正反対と言う点においては、今作「フェラーリ」の主人公であるモデナ・マラネッロを拠点とするフェラーリ社の創業者であるコメンダトーレ(騎士団長)と呼ばれた男エンツォ・フェラーリの複雑な人物像にも感じられ、タイムアタック中のドライバーが目の前でクラッシュして亡くなってしまったのにも関わらずポーカーフェイスのままですぐに代わりのドライバーに連絡を取るという冷酷な一面を見せたかと思うと、24歳という若さで病死してしまった愛息子ディーノの墓前で涙する姿や、早朝まだ寝ている愛人リナと2人の間に誕生した息子ピエロ(現在はフェラーリ社の副会長)を起こさないようにそっと部屋を出たエンツォはクルマのエンジンをかけずにクルマを押して出かけるという愛情や優しさが感じられるシーンも描かれています。映画を見終えての感想としては本当の所はわかりませんがエンツォの冷酷さは、肉親やドライバーと言ったあまりにも多くの身近な人々の死の悲しみを乗り越え、自分の会社を存続させレースに勝つための仮の姿であったように感じられました。

1957年 苦境に立たされていた59歳のエンツォ。設立して10年目の会社は倒産寸前。1年前に最愛の1人息子ディーノを亡くしたのをきっかけに妻ラウラとの関係も冷え切ってしまっています。公私ともに絶体絶命な状況のエンツォはイタリア全土を1000マイル縦断する公道レース ミッレミリア に参戦して優勝する事で起死回生を図る決意をします。

エンツォ・フェラーリの一筋縄では行かない人物像を見事に演じたのはアダム・ドライバー。

ブラック・クランズマン(スパイク・リー)、ハウス・オブ・グッチ(リドリー・スコット)、公開が控えているメガロポリス(フランシス・フォード・コッポラ)など巨匠と呼ばれる監督の作品に多数出演しています。

ペネロペ・クルスは愛する息子を亡くした上に、夫エンツォの不貞に苦しむラウラを熱演。ラウラ抜きにしてフェラーリの歴史は語れない事を映画を見て知りました。

フェラーリの若手ドライバー アルフォンソ・デ・ポルターゴを演じたガブリエル・レオーネはNetflixのドラマ「セナ」で今年没後30年を迎えた伝説のF1ドライバー アイルトン・セナを演じるとの事。

「ヒート」「インサイダー」「コラテラル」「マイアミ・バイス」「パブリック・エネミーズ」などこれまでに男たちの闘いを描いてきたマイケル・マン監督。

新作「フェラーリ」では「エンツォ」そしてシートベルトなどの安全装備が無く今以上に死と隣り合わせだった時代の「レーシングドライバーたち」の「家族」の物語を描いており、教会やオペラのシーンに異なるシーンを織り込むという手法には「ゴッドファーザー」のクライマックスを思い浮かべずにはいられませんでした。

レースシーンもリアルで、V12エンジン搭載のフェラーリ335SとV8エンジン搭載のマセラティ450Sのデッドヒートは極端な寄りのカメラアングルとかなり低い位置からのカメラアングルを組み合わせそこに迫力のエンジンサウンドをプラスする事により臨場感のある映像となっていました。そしてあの悲劇も恐ろしさを感じるほど克明に描写されています。

マイケル・マン監督は大人の雰囲気が漂う新たなレース映画の名作を誕生させました。

 

フェラーリが今年5月初旬に発表した新型車は「12 cilindri」(ドーディチ チリンドリ) 車名の通りに12気筒エンジン(しかもNA)搭載のスーパースポーツはかつての365GTB/4デイトナを彷彿とさせるフロントマスクでクラシカルでありながら未来的でもありフェラーリらしいとても美しく彫刻的なデザイン。

環境への配慮からEVへとシフトして行く流れの現在において、もはや天然記念物のような自然吸気 V型12気筒エンジン搭載のクルマを発売してしまうのですからやはりフェラーリは凄いと思います。


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