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「フェラーリ」マイケル・マン監督 最新作

1966年に開催されたル・マン24時間耐久レースでのフェラーリとフォードの熾烈な争いを描いた2020年公開の名作「フォードVSフェラーリ」では製作総指揮を務めた巨匠マイケル・マン。

マイケル・マン自らがメガホンを取った最新作「フェラーリ」は、監督の30年以上にも及ぶ構想がついに実現した作品。

2本の作品は、登場人物のヒューマンドラマがとても丁寧に描かれている点と巧みなカメラワークによる臨場感溢れる迫力のレースシーンが再現されている点が共通しているものの「フォードVSフェラーリ」はホットで華やかなのに対し「フェラーリ」はクールで渋い印象を受ける正反対な仕上がりになっているように感じました。

正反対と言う点においては、今作「フェラーリ」の主人公であるモデナ・マラネッロを拠点とするフェラーリ社の創業者であるコメンダトーレ(騎士団長)と呼ばれた男エンツォ・フェラーリの複雑な人物像にも感じられ、タイムアタック中のドライバーが目の前でクラッシュして亡くなってしまったのにも関わらずポーカーフェイスのままですぐに代わりのドライバーに連絡を取るという冷酷な一面を見せたかと思うと、24歳という若さで病死してしまった愛息子ディーノの墓前で涙する姿や、早朝まだ寝ている愛人リナと2人の間に誕生した息子ピエロ(現在はフェラーリ社の副会長)を起こさないようにそっと部屋を出たエンツォはクルマのエンジンをかけずにクルマを押して出かけるという愛情や優しさが感じられるシーンも描かれています。映画を見終えての感想としては本当の所はわかりませんがエンツォの冷酷さは、肉親やドライバーと言ったあまりにも多くの身近な人々の死の悲しみを乗り越え、自分の会社を存続させレースに勝つための仮の姿であったように感じられました。

1957年 苦境に立たされていた59歳のエンツォ。設立して10年目の会社は倒産寸前。1年前に最愛の1人息子ディーノを亡くしたのをきっかけに妻ラウラとの関係も冷え切ってしまっています。公私ともに絶体絶命な状況のエンツォはイタリア全土を1000マイル縦断する公道レース ミッレミリア に参戦して優勝する事で起死回生を図る決意をします。

エンツォ・フェラーリの一筋縄では行かない人物像を見事に演じたのはアダム・ドライバー。

ブラック・クランズマン(スパイク・リー)、ハウス・オブ・グッチ(リドリー・スコット)、公開が控えているメガロポリス(フランシス・フォード・コッポラ)など巨匠と呼ばれる監督の作品に多数出演しています。

ペネロペ・クルスは愛する息子を亡くした上に、夫エンツォの不貞に苦しむラウラを熱演。ラウラ抜きにしてフェラーリの歴史は語れない事を映画を見て知りました。

フェラーリの若手ドライバー アルフォンソ・デ・ポルターゴを演じたガブリエル・レオーネはNetflixのドラマ「セナ」で今年没後30年を迎えた伝説のF1ドライバー アイルトン・セナを演じるとの事。

「ヒート」「インサイダー」「コラテラル」「マイアミ・バイス」「パブリック・エネミーズ」などこれまでに男たちの闘いを描いてきたマイケル・マン監督。

新作「フェラーリ」では「エンツォ」そしてシートベルトなどの安全装備が無く今以上に死と隣り合わせだった時代の「レーシングドライバーたち」の「家族」の物語を描いており、教会やオペラのシーンに異なるシーンを織り込むという手法には「ゴッドファーザー」のクライマックスを思い浮かべずにはいられませんでした。

レースシーンもリアルで、V12エンジン搭載のフェラーリ335SとV8エンジン搭載のマセラティ450Sのデッドヒートは極端な寄りのカメラアングルとかなり低い位置からのカメラアングルを組み合わせそこに迫力のエンジンサウンドをプラスする事により臨場感のある映像となっていました。そしてあの悲劇も恐ろしさを感じるほど克明に描写されています。

マイケル・マン監督は大人の雰囲気が漂う新たなレース映画の名作を誕生させました。

 

フェラーリが今年5月初旬に発表した新型車は「12 cilindri」(ドーディチ チリンドリ) 車名の通りに12気筒エンジン(しかもNA)搭載のスーパースポーツはかつての365GTB/4デイトナを彷彿とさせるフロントマスクでクラシカルでありながら未来的でもありフェラーリらしいとても美しく彫刻的なデザイン。

環境への配慮からEVへとシフトして行く流れの現在において、もはや天然記念物のような自然吸気 V型12気筒エンジン搭載のクルマを発売してしまうのですからやはりフェラーリは凄いと思います。


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群馬(海なし県)で海鮮全部盛り定食「刺身・煮魚・海老天」を堪能

海なし県群馬で美味しくてお得な海鮮系の食事をいただけるお店。

高崎市の「大衆割烹 莫山」さん。

2023年の2月頃にオープンされたようです。

桐生市からは、クルマで片道1時間30分くらいの場所でしたが新鮮な海鮮系の料理を堪能できたので、伺った甲斐がありました。

刺身定食、海鮮ちらし定食、天ぷら定食、アジフライ定食などの海鮮料理中心の定番メニューの他、日替わりと思われる「本日のおすすめ」という7種類ほどの定食メニューや、刺身・煮魚・天ぷらすべてがセットとなった「莫山定食」などがありました。

どれも美味しそうです。

三人で出かけたので、

「莫山定食」を二つ(うち一つは、煮魚を金目鯛に変更)と「アジフライと刺身の定食」を一つ注文してシェアする事にしました。

豪華絢爛な「莫山定食」

新鮮で厚切りの刺身は、8種類ほどの盛り合わせとなっておりマグロの大トロは、まるで牛肉のようなビジュアル! 口の中でとろけてしまいます。

天ぷらは、海老の他に4種類ほどの野菜がサクサクに揚げられていました。

煮魚は、通常の「カレイ」と変更した「金目鯛」の2種類を食べ比べることができました。どちらも美味しく甲乙つけがたい味わいです。

「アジフライと刺身の定食」も、とても良い組み合わせです。

華やかな刺身5種盛。

厚みがありサクサクでホクホクなアジフライ。タルタルソース付き。

両方の定食に共通の煮物、手作り漬物、ポテトサラダも添えられた野菜サラダ、ほんのり柚子の香りがするあら汁など全ての料理が手抜きなしの美味しさ。ご飯の量は、はじめ少なく感じましたが食べ終えてみるとおかずの量が多いので丁度良い量でした。

ごちそうさまでした。

「莫山」と記載された大きな垂れ幕が店先にあったので近くまで行くとすぐに発見できました。

和の雰囲気の落ち着いた店内は、カウンター席、テーブル席、座敷席も完備。

群馬県高崎市本郷町95−7

夏休みの観光シーズン お店の場所から榛名湖までは20km位なので、榛名湖や榛名神社などへのドライブに行く際に立ち寄るのも良いと思います。


渡良瀬川沿いのパスタ屋さんとケーキ屋さん

とある日の日曜日。

仕事の区切りが付いた午後1時15分くらい。

お昼も過ぎてそろそろお腹が空きこの日は、パスタが食べたい気分だったのでスマホで調べてみると桐生市相生町の「グラン シェフ渡良瀬店」さんが午後2時30分までランチ営業をされているようだったので急いでクルマで向かいました。

群馬県桐生市相生町1丁目61−4

渡良瀬川沿いに店舗を構えるこちらのお店、30年以上前くらいによく通っていたお店ですが、久しぶりの訪問です。

お店に到着すると広い駐車場には、たくさんのクルマが駐車されておりかなり混雑しているようです。入店すると二組のお客さんが待っている状況でした。三番目で待っていると店員さんがいらっしゃって「今お待ちのお客様で最後です」とおっしゃり「COLSED」のプレートを入り口に設置されました。

どうやら運良くギリギリセーフで入店できたようです。

10分くらい待ち席に案内されメニューを見るとこの日は、日曜日だったのでランチメニューは無くグランドメニューから選択。

パスタ・ピッツァ・カレー・ハンバーグなど種類豊富なメニューの中から以前訪れていた際にもよく注文していた海の幸と辛いトマトソースのパスタ「海鮮アラビアータ」を選びました。

妻も以前よく注文していたツナとバジルのトマトソースパスタ「トンノ」を、お願いしました。

以前と変わらない懐かしさも感じる美味しいパスタで、量は以前と比較すると若干減ったように感じましたがそれでもかなりな量です。

ごちそうさまでした。

 

こちらも桐生市の渡良瀬川沿いに店舗を構える「フランス菓子MIYAKE」さん。

群馬県桐生市広沢町間ノ島393−6

ギフト用の焼き菓子&イチゴのコンフィチュール詰め合わせを買いに訪れたのですが、自宅用の「イチジクとクルミのタルト」とリキュールの入ったスポイト付きの「サバラン オランジュ」の2種類のケーキも思わず購入してしまい帰宅後美味しくいただきました。

店内にはシトロエンの食器などが展示されており、ギフトは、シトロエン2CVのイラストが描かれたギフトBOXで梱包してくださいます。

 

両店ともに地元以外からもたくさんの方々が訪れる人気店です。


昭和レトロな食堂でランチ

ネットで見つけた美味しそうな料理が食べたくてGoogleマップを頼りに訪れたのは、伊勢崎市の住宅街に佇む、昭和の面影を色濃く残すお店「日進食堂本店」さん。

群馬県伊勢崎市緑町12−14

11時00分~14時30分まで昼のみの営業で火曜・水曜がお休みになるようです。

定食・丼類・麺類などどれも興味を惹かれるラインナップでとても悩みます。

ポークソテーライスとヒレソースカツ丼(桐生のソースカツ丼との比較をしたかったため)の2品に絞り込み、最終的に「ポークソテーライス」を選びました。

甘辛い濃いめの味付けのソースで仕上げた大きさ厚み共に申し分ないポークソテーは、適度な噛み応えがあり肉や脂の旨味も感じられる間違えのない王道的な美味しさでご飯が進みます。添えられたレモンを絞ることにより味変も可能。

付け合わせは、キャベツの千切りにプラスしてマカロニサラダもあるのがポイントが高いです。

付属するのはご飯・汁物・漬物。

汁物は味噌汁ではなくナルトと刻みネギが入ったラーメンスープなのも良い感じ。

同行者は「メンチボールライス」というあまり聞きなれない料理を注文。

メンチと記されているのでメンチカツにデミグラスソースがかけてあるのを想像しましたが、メインの挽肉は揚げておらず焼いてありハンバーグに近い料理で美味しかったとのこと。

もう1人の同行者が選んだのは「上カツライス」

衣が薄めのこんがり揚げられたロースカツは厚みもありとてもボリューミーです。

食べきれないとの事だったので、一切れいただいてみるとしっとりとした肉質で厚みがあるのに想像よりも柔らかくとても美味しかったです。

少し遅めの時間に到着したのですがお客さんが途絶えることなく訪れ賑わっており店内の様子は撮影できませんでした。人気店のようです。

たまたま、先代と思われるお店のおばちゃんと常連さんと思われるお客さんのおばちゃんによるローカルな世間話しを聞きながらの食事となり、のんびりとした昭和なムードが漂いとても和みました。

料理も美味しく素晴らしいお店です。


「マッドマックス:フュリオサ」

オープニングからエンディングまでほぼ全編に渡りカーアクションが連続するアクセル全開な2015年公開の映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、第88回アカデミー賞において6部門を制する快挙を成し遂げた作品。

独裁者イモータン・ジョー率いるカルト宗教の信者であり全身白塗りのウォーボーイズは「V8 V8 V8・・・(ブイエイト ブイエイト ブイエイト)」とV8エンジンを信奉し、イモータン・ジョーのためなら死をも辞さない集団。さらには、オーガニック・メカニック、人食い男爵、武器将軍、火炎放射器付きのエレキギターを弾きながらカーチェイスを繰り広げるドーフ・ウォーリアーなど見るからにヤバそうなキャラクターが登場し、バイオレンスと狂気に満ちたカーアクション映画でありながら、戦争や環境破壊への警鐘、フェミニズムといったメッセージを持ち合わせたストーリーとなっています。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で主人公のトム・ハーディ演じるマックスを凌ぐ存在感を発揮したシャーリーズ・セロンが演じた怒りの戦士フュリオサ。

今年のカンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで約7分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こったという待望の新作「マッドマックス:フュリオサ」は前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚で、フュリオサの知られざる過去を描いた作品。

新作「マッドマックス:フュリオサ」で若き日のフュリオサを演じたのは、シャーリーズ・セロンから役を継承したアニャ・テイラー・ジョイ。

顔に黒いグリスを塗ることによりさらに強調された大きな瞳の射るような眼差しの目の演技で、台詞が極端に少ない寡黙なフュリオサのキャラクターを見事に演じ切りました。

核戦争による世界崩壊から45年。ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカー軍団に拉致され故郷や家族、人生のすべてを奪われた緑の地に住んでいたフュリオサ。

汚染された大気、枯渇した水や石油などの資源。

水脈があるシタデル砦を支配するイモータン・ジョーとの資源を巡る覇権争いを繰り広げるディメンタス将軍により母親を殺害された若きフュリオサは、弱肉強食の狂った世界で「必ず故郷へ帰る」という母親との約束とディメンタス将軍への復讐を果たすために過酷な環境を生き抜くのです。

フュリオサは何故、片腕が義手なのか? 

フュリオサは何故、イモータン・ジョー配下で大隊長に抜擢されたのか? 

様々な謎の理由が明かされます。

怒涛のカーアクションと、戦争や環境破壊への警鐘、フェミニズムといったメッセージは、前作から継承されています。しかし今作では、それにプラスして人間ドラマを増やすことにより、より登場人物の感情を深堀りしていることから、前作とは若干印象の異なる作品に仕上がっていました。

シリーズ1作目「マッドマックス」

 マックスは、家族の命を奪ったトーカッター率いるバイカー軍団をV8エンジン搭載のインターセプターで追いつめ復讐を果たします。

シリーズ5作目に当たる今作「マッドマックス:フュリオサ」

フュリオサは、家族の命を奪ったディメンタス将軍率いるバイカー軍団への復讐を果たすためにV8エンジン搭載のクランキー・ブラックで追跡します。

2本の作品は、もちろん全く異なるストーリーなのですが比較してみると復讐劇という点で「原点回帰」しているように感じました。

圧倒的なパワー感溢れる映画「マッドマックス:フュリオサ」

偉大なる監督ジョージ・ミラーの才能は、79歳にして全く衰え知らずです。


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