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「スパイの妻」

今年のベネチア国際映画祭で、銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清監督の話題作「スパイの妻」

黒沢清監督の作品は初めて見たのですが、主演の蒼井優さん演じる福原聡子の「お見事です」という劇中の台詞同様、まさに「お見事です」な作品でした。

太平洋戦争前夜、貿易会社を営む福原優作は仕事で訪れた満州で偶然、恐るべき国家機密を目撃したことから正義を貫くために命がけのある行動を決意することに。夫優作の秘密を知った妻聡子はどのような行動をとるのか・・・・・・?

主演の蒼井優さんは「動」の演技を、その夫役の高橋一生さんは「静」の演技を見せてくれます。でっくんこと東出昌大さんも重要な役どころを熱演しており、この映画をきっかけに再度、活躍してくださることを願います。

「スパイの妻」には、スパイ映画の代名詞「007シリーズ」のような銃撃戦やカーアクションは存在しませんが、れっきとしたスパイ映画になっていました。

「朝のナパームの匂いは格別だ」の台詞、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が流れる中、戦闘ヘリがベトナムの村落を攻撃する戦闘シーンなどにより戦争の狂気を描いた「地獄の黙示録」。この映画のような派手な演出もありませんが、見事に「スパイの妻」は戦争の狂気を描いていました。

更にはサスペンス、ミステリー、夫婦愛、個人と社会との軋轢といった社会問題など、ジャンルの枠を超えた様々な要素が含まれている見応えのある作品に仕上がっていました。

群馬県庁の昭和庁舎、四万温泉などがロケ地となっているようなので、群馬県民はどこのシーンでロケ地が登場するのかが楽しみのひとつになると思います。

デートにも、おすすめな映画です。

コロナウイルスの影響により外国映画は軒並み公開延期になってしまっていますが、この日の映画館は、映画「鬼滅の刃」の公開日と重なったためにかなり賑わっていました。一列おきの着席も解除され、少しずつ平常に戻りつつあるようです。

欧米では再び感染者が増加しており油断はできませんが、一刻も早くコロナウイルス騒動が収まることを願います。


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ランチ

太田市役所そばの「ビストロ ファミーユ」さんというお店へ行ってきました。

店舗外観は、あえて味のある古びた雰囲気にしてありウッディーな内装もこだわりを感じます。

ランチメニューはスープ、パン、ドリンクが付き、オードブルとメインは各数種類の中から好みの料理を一種類ずつ選ぶことができます。

5種類あったオードブルからこの日はオードブル盛り合わせを選択。

透明な少し大きめなお皿には、彩鮮やかな数種類の料理が盛り付けられており、目を楽しませてくれました。

トリムネ肉と彩野菜のテリーヌ、パテドカンパーニュ、スズキのカルパッチョ、ピクルス、グリーンサラダなど盛りだくさん。バジル、マスタード、バルサミコのソースが添えてあります。

野菜中心でヘルシーです。

メインは5種類の中からあべ鶏もも肉のソテーを選択。

柔らかすぎず程よい食感の肉質でパリパリに焼かれた皮がアクセントとなっており、塩と胡椒のシンプルな味付けで、少し甘みのあるバターの香りがするソースとの相性は抜群です。

ナス、カボチャ、キャベツ、パプリカ、エリンギ、などの焼き野菜が添えてありました。

妻が選んだ牛スジ肉赤ワイン煮はとてもやわらかく煮込まれており癖もなく美味しかったそうです。

別料金で注文したデザートにはチョコレートムースと栗のタルト、ピンクグレープフルーツが盛り合わせてありました。

どちらのケーキも甘さ控えめな味わいです。

盛り付けが工夫された料理の数々でした。

食欲の秋。デートで利用してみてはいかがでしょうか。


ランチ

桐生市相生町のステーキ屋「どんさん亭 桐生店」さんと同じ敷地にあった海鮮居酒屋が「かつ一群馬 桐生店」さんという、トンカツ屋として新たにオープンしたのは、今年の初めの頃だと思います。

ずっと気になっていたのですが、やっと行ってきました。

入店すると先ず、熟成庫に入った肉とご飯を炊く大きな釜が目に入りました。

オーソドックスなロースカツやヒレカツをはじめ、熱々の鉄板の上に乗った味噌カツや、デミグラスソースとチーズでいただくカツ、エビフライ、アジフライ、カニクリームコロッケなどバラエティーに富んだメニュー構成です。

一緒に出かけた妻は「みそカツとカツ玉」を注文。ごはんが進む、甘めのみそソースでいただくロースカツと半熟玉子を揚げたカツ玉という揚げ物がセットになっていました。

長女は、濃厚なデミグラスソースとチーズでいただく「チーズたっぷりデミ旨ロースカツ」を注文。

私は「ロースカツ」を注文。150g~500gまで50g単位で選択できましたが、ステーキだと250gくらいは軽く食べられるので、今回は250gで注文。

250gのロースカツは、さすがにかなりの厚みとボリュームが有り、ごはん、豚汁、キャベツ、漬物はお替り自由でしたが、キャベツのみのお替りで、やっと食べきりました。

ステーキの250gとトンカツの250gは同じ量でも食べ応えが異なるようです。

「かつ一群馬 桐生店」さんは、群馬県や栃木県を中心にステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶ、海鮮居酒屋などのお店を展開するサンフードさんの新業態第一号のようです。


ランチ

少し前ですが7月下旬、栃木県足利市堀米町のケンタッキーフライドチキン裏にある、「ビストロ トープ」さんというお店に行きました。

黒板に書かれた日替わりと思われるメニューには、

Aセット 
季節のポタージュ・気まぐれサラダ・本日の前菜盛り合わせ・数種類のパスタやリゾットから1種類選択・自家製デザート・食後のドリンク

Bセット
季節のポタージュ・気まぐれサラダ・本日の前菜盛り合わせ・数種類の肉料理か魚料理から1種類選択・自家製デザート・食後のドリンク

この他に、食前のドリンクもセット料金に含まれています。

AセットのボンゴレロッソとBセットのブイヤベースで迷いましたが、プラス¥500でメインを2種類にできることが黒板の下の方に書いてあることを発見したので、両方を注文することにしました。

食前のドリンクはグレープフルーツジュースを選びました。プラス料金でアルコールも選択できるようです。
先ず提供されたのはトウモロコシのポタージュ。冷たく滑らかな舌触りで暑い夏にピッタリです。

次は生ハムのシーザーサラダ。生ハムの塩加減が新鮮な野菜の美味しさを引き立てます。

前菜盛り合わせは、桃と生ハムのブルスケッタ・スズキのカルパッチョ・ピクルス添えのパテ・ド・カンパーニュの3品。どれも丁寧に調理されています。

いよいよボンゴレロッソが運ばれてきました。むき身のアサリに茄子、ベーコン等が入りトマトソースもベーコンの風味がアクセントとなっていました。フレンチのお店なので、イタリアンのお店のボンゴレロッソとは趣の異なる美味しさがありました。

次はブイヤベース。魚介類のうま味が凝縮された、いくらでもいただけそうな、深い味わいのスープの中には海老、白身魚、ホタテ、アサリ、ムール貝などが入っていました。

一緒に出かけた妻がBコースから選んだ、真鯛のカダイフ包みラタトゥイユソースと、娘が選んだ、牛ほほ肉の赤ワイン煮もとても美味しそうでした。

デザートは濃厚でありながらレモンの風味が爽やかな、ベイクドチーズケーキ。

小さなお店で、10人ほどで満席になってしまいそうなので予約必須です。

デートにもおすすめのお店です。


ランチ

桐生市本町に店を構えていた、イタリア政府公認でナポリに本部を置く『真のナポリピッツァ協会』認定という「ピッツェリア アンティモ」さんが桐生市錦町で移転オープンしたとのことなので、行ってみました。

店名も店主の名前がマキタさんなので「ピッツェリア・ダ・マキ」さんへと変更になったとfacebookに書いてありました。

桐生市を流れる渡良瀬川に架かる錦桜橋の側にある店舗は、以前あったステーキ屋さんの店舗を改装しており、外観はさほど変化していませんが、内装は大幅に変化していてステーキ屋さんの時と比べるとかなり広くなった印象で、明るく開放的でした。「アンティモ」さんの時同様、オープンキッチンで窯が見えます。

ランチはそれぞれ数種類あるピザかパスタのメインに、ドリンク、サラダとドリンク、前菜盛り合わせとドリンクが付く3種類のセット。

ディアボラというピザと、ながい名前だったので名称は忘れましたが、貝類がたくさん入ったリングイネ に、それぞれサラダとドリンクが付いたセットを注文しました。

先ず運ばれてきたサラダには、ボローニャソーセージが添えてあり野菜は新鮮でシャキシャキでした。

いよいよ焼き立てのピザが運ばれてきました。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジル、辛いサラミが乗っており、生地も美味しかったです。

ピザが食べ終わる頃合いを見計らって運ばれてきたパスタには、ホタテ、ハマグリ、アサリ、ツブ貝、ムール貝、シジミなどたくさんの貝類が入っており、リングイネは食べ始め時には、ハードすぎるくらいのアルデンテでしたが、食べ進めるうちに程よいアルデンテに変化しました。ソースは優しい控えめな味わいで、素材本来の味を楽しめます。

ドリンクは、グレープフルーツジュースとピーチティーを注文。

入店時は時間が早かったので空いていましたが、帰る時になると席は満席に近い状態になってしまったので、予約をした方が良いと思います。 デートにもおすすめのお店です。


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