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ランチ

前橋市のけやきウォークそばの「Bagaro PICCOLA PECORA」というイタリアンのお店へ行きました。

ランチは組み合わせにより10種類くらいありましたが、今回は本日のパスタ又は本日のピザにサラダ・スープバー、前菜盛り合わせ、デザート、ドリンクが付くセットを注文。

満席状態だったので、撮影は出来ませんでしたが店内はシックな落ち着いた感じで、隠れ家的な居心地の良い雰囲気です。

メニュー注文後、バーコーナーへ行くと前橋の契約農家から仕入れているという新鮮な野菜や、スープ、ビーツのリゾット、グリッシーニ、パンなどがありました。

サラダを食べていると、種類豊富で食べるのが惜しくなるほど、きれいに盛り付けられている前菜が運ばれてきました。肉類や魚介類で調理された、全部で10種類以上ある料理の説明を店員さんが一品ずつ丁寧に説明してくださいましたが料理名は覚えていません。

いよいよ、パスタとピザが出来上がりました。パスタは牡蛎がたくさん入った牡蛎とカリフラワーのパスタ、ピザは定番のマルゲリータ。

食後、エスプレッソと一緒にいただいたのは、チーズケーキ・ゆず風味のムース・パウンドケーキ・金柑の甘露煮など。

どの料理も丁寧に調理されており、とても美味しかったです。

店名のBagaroとは、気軽にお酒が楽しめるベネチア名物の居酒屋さんのようなお店の事なのだそうです。こちらのお店にもたくさんの種類のワインなどのお酒があり、前橋駅からも近いので、お酒を飲む方は夜に電車で行くと良いと思います。

デートにもおすすめのお店です。


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「Fukushima 50」フクシマフィフティ

「福島第一原発の事故」

何が起きているのかわからず、不安な気持ちを抱きながら、テレビで情報を得ようとすると、当時の政権与党の官房長官が記者会見で繰り返し述べていた「直ちに人体に影響はありません」という言葉がより一層の不安を煽り、原子力専門家によるメルトダウン、ベクレル、シーベルト、ベント、原子炉圧力容器、原子炉格納容器、水素爆発、等々の聞き慣れない用語、民放テレビでは公共広告機構のCMばかり。

その時、福島第一原発ではいったい何が実際に起きていたのか?

2011年3月11日、東日本大震災に伴う想定外の大津波により、福島第一原発はStation Black Out 全電源喪失状態に。このまま原子炉を冷やせなければメルトダウンが生じ、放出された放射能により東日本が壊滅してしまうかもしれない。

高濃度の放射能で汚染され、余震が起こる福島第一原発現場で、死を覚悟しながら原子炉制御の作業に従事する人々。後に、海外メディアから「Fukushima 50」としてたたえられた、彼らの実話を描いた作品です。

現場を仕切る東電の吉田所長(渡辺謙さん)は、東電本店や官邸からの状況を把握していない指示に翻弄されながらも、自分の意思を貫きます。きっと、踊る大捜査線の青島刑事の「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」」という台詞と同じ心境だったと思います。

誰かが行わなければならない、危険が伴う高い放射能で汚染された原子炉建屋内での、手動によるベント作業を、部下たちにさせる訳にはいかない為、中央制御室・伊崎当直長(佐藤浩一さん)は自らが行う事を告げると、部下たちは次々と「私がやります」と挙手することになります。先のある若い者にその作業をさせることは出来ないので、年配者が作業に当たる事になるのです。感動的な場面です。

現場で決死の作業を続ける「Fukushima50」の面々は、被災した自分たちの家族の事を心配しながらも連絡も取らないまま仕事をこなし、その家族たちもまた連絡が取れない中、心の中で親族の安全を願うのです。

吉田所長から危険な為、撤収するように言われても、民間が頑張っているのに撤収できないと言う現場の自衛隊員や、「トモダチ作戦」で応援してくれた米軍の姿なども描かれていました。


現場の人達の真の姿と、その叫びが聞こえてきそうな、ドキュメンタリータッチで描いた感動的な作品です。

デートにもおすすめです。鑑賞後はきっと、語ることがたくさんあるでしょう。

 

被災された多くの方々、奪われた尊い命、いまだに行方不明者がいる東日本大震災。
そして福島第一原発では今でも廃炉の為の作業が続いています。


「1917 命をかけた伝令」

1917年の第一次世界大戦中、西部戦線のドイツ軍が突如後退。前線にいたイギリス軍のマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)率いる1600人の部隊はドイツ軍に止めを刺すべく総攻撃をかける準備を進める。しかし遠く離れたイギリス軍の作戦本部では、突如の後退はドイツ軍の罠であることを掌握。このままでは前線の1600人が壊滅してしまう事態になってしまうため、マッケンジー大佐への作戦中止の伝令を二人の若き兵士に託す事に・・・・・・。

無数の死体が転がる数々の罠が仕掛けられた敵陣地を、前線の部隊を救うために命がけで走り抜ける兵士。今作「1917 命をかけた伝令」のサム・メンデス監督による演出は、どこか不安感を生じさせるピンと張りつめた空気感が漂い、同監督の007「スカイフォール」にも共通したものがあったように感じます。

クリストファー・ノーラン監督の戦争映画「ダンケルク」は、台詞がほとんど無い事と、時計の秒針が刻むカチカチといった音が効果的に使用される事により臨場感を高めていましたが、「1917 命をかけた伝令」は全編ワンカット風に仕上げられた撮影と編集により、臨場感を生じさせていました。

戦場に行ったことが無いのでわかりませんが、きっと戦場はこんな感じなんだろうと思わせる雰囲気があり、大きなスクリーンで見ると更にそれが増幅されます。

テーマパークのアトラクションを体験したかのような感覚もあるので、デートで見に行っても面白いと思います。


「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」

年明け最初に見に行った映画「フォードVSフェラーリ」があまりにも良かったので、他の映画を見る気になれず、「フォードVSフェラーリ」を見るために計3回ほど劇場へ足を運んでしまいました。

ル・マン優勝目前のケン・マイルズに下されたフォード首脳陣からのあまりにも理不尽な指示。果たしてケン・マイルズはその指示に従うのか、背くのか?ケン・マイルズを演じたクリスチャン・ベールはその複雑な心境を顔の表情で上手く表現しており、そのシーンを見る度に感情移入してしまい涙腺が緩んでしまいます。

 

そんな中、久しぶりに見た新作映画は「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」

殺人事件が発生し、一癖も二癖もある多数の容疑者がいる中、名探偵が登場し犯人のトリックを暴き事件を解決するという流れの、昔ながらのミステリー映画です。

今作で、エルキュール・ポワロや金田一耕助に匹敵する個性的な名探偵ブノワ・ブランをユーモアを交えながら演じたのはダニエル・クレイグ。すでに続編の製作も決定しているとの事なので、ジェームズ・ボンドに次ぐ、ダニエル・クレイグの代表的キャラクターとなりそうな気配です。

共演の、クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカでの誠実で真面目な役どころとは正反対のお金持ちのドラ息子役を演じ、4月公開の「No Time To Die」でもダニエル・クレイグと共演しキューバの諜報部員役を演じるアナ・デ・アルマスが物語の鍵となる重要な人物を演じています。更にはTV版マイアミバイスのドン・ジョンソン等々、豪華俳優陣が多数出演。

監督は「スターウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン。ミステリーファンである監督自身がアガサ・クリスティーに捧げるオリジナルの脚本を執筆との事ですが、勿論プロットは違いますが、横溝正史のあの作品を思わせるような展開もあったように感じました。

各所に散りばめられた伏線や、緻密に計算されたトリックの謎解きを軸に、人間の欲望による心情の移り変わり、格差社会、移民問題といったものにも触れられている見応えのある作品です。

デートにもおすすめの映画です。


ランチ

ベトナムの料理人による美味しいベトナム料理がいただける、伊勢崎市下諏訪町の「ボンセン」というお店へ行ってみました。

ベトナム料理は中国料理の影響を強く受けているものの、フランスの植民地であったことから、フランスの食文化の影響も受けており、他のエスニック系の料理よりもマイルドで日本人にも食べやすいことが特徴なのだそうです。

アジア風の店内は、写真撮影後ほぼ満席となりましたが、この日はベトナム人と思われる方と日本人と思われる方の割合は6対4くらいでした。

ランチメニューはご飯類と、フォーの麺類各5種の中から選択。

今回はコム ムック ノイ ソット カ ツア(イカの肉詰めトマトソースがけ)とコム チエン ヅア ポー(ポークライス)という舌を噛んでしまいそうな名前の料理を注文し、サラダバーとドリンクバー、デザートのセットを付けました。

サラダのドレッシングは、4種ほどの中からレモン、野菜を選んでみましたがどちらも美味しいです。

ドリンクバーは、オレンジジュース、リンゴジュース、烏龍茶、カルピス、ホットミルクティー、ホットコーヒー、ホット烏龍茶など。

メインのコム ムック ノイ ソット カ ツアのトマトソースは、イタリア系のトマトソースとは明らかに異なる味付けで、おそらくベトナム料理独特な調味料が使用されているのだと思われますが、今まで食べたことのない味わいで、肉詰めのイカと添えられているパクチーをソースと絡めて食べると、ご飯によく合う美味しい料理でした。

スープはキノコや野菜が入ったすまし汁のような優しい味わいです。

コム チエン ヅア ポーのポークも癖のない独特な味付けで、そのままでも美味しいのですが、甘酸っぱいソースをかけても異なる味わいとなり、これも美味しいです。

デザートは冷たいものか、温かいものから選択するとの事でしたが、冷たい方を選択しました。名前はわかりませんが、素朴な味わいで、濃いめのコーヒーとよく合いました。

ベトナム料理専門店へは、初めて行きましたがタイ料理などよりも食べやすいように感じました。

親切なベトナム人の店員さんによると、このお店は2月末で一旦閉めて、改装後、カラオケバーとして再オープンするとの事です。

残念ながら今月中に行かないと、今までのような料理は食べられなくなってしまうかもしれません。
興味のある方は急いでください。

デートにもおすすめです。


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