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「ジョン・ウィック:パラベラム」

その独特な世界観とアクションシーンに定評があるキアヌ・リーブス主演のジョン・ウィックシリーズ第3弾 「ジョン・ウィック:パラベラム」

暗殺者専用ホテル「コンチネンタル」内で「仕事をしてはいけない」という、不殺の掟を破った凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、裏社会の秩序を守るための最高機関「主席連合」ハイテーブルから粛清の審判が下されてしまいます。

 亡き妻との思い出を奪った組織への復讐を果たすため、敵を追う身であったジョン。しかし今作では世界中の殺し屋から追われる身になってしまいます。果たしてジョンは生き残ることが出来るのか・・・・・・?

 ジョンの命を奪おうとする数々の殺し屋が登場しますが、最強の刺客は、「SHINOBI」と呼ばれる忍者集団のリーダーである「ゼロ」。

 日本語を喋るシーンが度々あるので日本人の設定だと思います。

 主席連合の裁定人がゼロへジョン粛清の依頼に訪れるシーンでは、ゼロはニューヨークの片隅にある「平家」と言う寿司屋で寿司を握っています。さらにその店で流れているBGMは、なんと、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」!

クールなシーンにポップなBGMがなぜかマッチしていました。

 コンチネンタルホテル ニューヨークの支配人役のイアン・マクシェーン、ホームレスを装った組織のリーダー役のローレンス・フィッシュバーンといった前作からの出演者に加え、新たにジョンの旧友の元殺し屋役に007ダイ・アナザー・デイ出演のハル・ベリー、格闘技とバレーの学校を運営しながら殺し屋を養成している組織ルスカ・ロマのボス役にアダムス・ファミリーでお母さん役を演じたアンジェリカ・ヒューストンなどが出演しています。

監督は今作も、マトリックスでキアヌ・リーブスのスタントダブルであったスタントマン出身のチャド・スタエルスキ監督。 監督は「87Eleven」と言うスタントチームの会社を、同じくスタントマン出身のデビットリーチ監督と共に設立しており、ジョン・ウィックシリーズはもちろん、シャーリーズ・セロン主演のアトミック・ブロンドなども手掛けており、完成度の高い銃撃シーンを中心としたアクションシーンは、血が流れたりもしますが、何故か残酷な印象は無く、スタイリッシュであり、まるでリズミカルにダンスを踊るかのようでもあり、むしろ優雅で美しささえも感じます。なのでデートでこの映画を見に行っても問題はないと思います。

すでに4作目の製作も決定しているジョン・ウィックシリーズ、回を重ねるごとに面白くなっています。

 倒した敵の数をカウント出来る、前売りチケット特典「アサシン・カウンター」を入手していましたが、カウントしていると、映画に集中できないので今回は使用しませんでした。後でDVDが発売されたら購入して鑑賞時に使用してみようと思います。


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「海無し県民のドライブ」

「海無し県」の群馬県人が憧れの海に行く場合、新潟か茨城が定番でしたが、平成27年に圏央道の鶴ヶ島JCT~茅ヶ崎JCT区間が開通してからは神奈川県の湘南付近にも群馬ナンバーの車が多く出没するようになったそうです。

 この3ヶ所の中で、どこの海に行くか迷った結果、今回は「新潟の海へ魚を食べに行く日帰りドライブ」に出かけました。

 朝、群馬県桐生市を出発して、新潟県長岡市寺泊に午前11時30分位に到着。

「バナナ・ウィンズ」と言う海が見えるお店でランチ。

生カキ、鯵のカルパッチョ、蟹パスタ、シーフードピラフ、デザート等を美味しくいただきました。

 今日は魚を食べるのが目的だったので、夕食までは、海が見える海岸線を通る道をのんびりとドライブしながら、途中道の駅や海浜公園等で時間を過ごしました。

立ち寄った、新潟県柏崎市の「恋人岬」という景勝地にはたくさんのカップルが訪れており、デートにはおすすめスポットだと思います。

 そして夕方6時位、柏崎市で少し早い夕食です。

観光客よりも地元の方が多く訪れると思われる「さかな処 ちから」というお店で刺身やエビフライ等をいただきました。

 マグロの大トロやウニまで付いた刺身盛り合わせは、かなりのボリュームがあるのに3000円というリーズナブルな価格で驚きでした。

 新潟、茨城、神奈川県の湘南付近の海であれば、群馬県から十分日帰りでドライブをする事が可能です。

デートで、出かけてみてはいかがでしょうか。


「ジョーカー」

バットマンの宿敵ジョーカー。

 これまでに、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトなどの名優がジョーカーを演じて来ましたが、今作ではホアキン・フェニックスが、23キロもの減量をし、鬼気迫る迫真の演技でこの役柄を演じており、本年度のベネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞し、オスカー受賞も視野に入っているという話題の作品です。

 ゴッサム・シティに住む、心優しき男アーサーは「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」と言う母の言葉を胸に、貧しい生活の中、母親を介護し、さらには笑ってはいけない場面で笑ってしまうという心の病と闘いながら、ピエロの姿で大道芸人の仕事をし、やがてはコメディアンになり成功することを夢見て日々を過ごしていました。

 貧しい者は社会保障システムの予算を削られどんどん底辺へと落ちていく中、富める者はさらに富・名声・権力を築いていく貧富の差。街角で強盗に襲われているなど困っている人がいても、周囲の人々は見て見ぬふり。信じていた人の裏切り。歪んだ格差社会の中で弱者に降りかかるいじめとも思える様々な仕打ち。

 社会の不条理や理不尽さに抑圧され続け、やがては、周囲の人々から見ると、「自分が悲劇だと思っていたことは、実は喜劇だったんだ」という思いに行き着き、ついには悪のカリスマ「ジョーカー」へと変貌していく、善良であった主人公アーサーの姿を現実と妄想を織り交ぜながら丁寧に描いたヒューマンドラマは、現実世界でも起こり得るかもしれない社会問題を描いています。

 本作のドット・フィリップス監督は、マーティン・スコセッシ監督の「タクシー・ドライバー」、「キング・オブ・コメディ」の影響を受けていると公言しているそうですが、その2作品の主人公であった名優ロバート・デニーロが重要な役どころで共演している事も見逃せないポイントです。

アメリカでは、2012年の「ダークナイト・ライジング」公開時に映画館で銃乱射事件が発生している事から、日米同時公開となる10月4日の「ジョーカー」公開日には、ロス市警と米軍が警戒態勢に入り、映画館の警備が強化されるという社会現象まで引き起こしているという問題作。

「ダークナイト・ライジング」は「バットマン」と言う「善」を描いた作品なのにもかかわらず、事件が発生してしまったのですから、「悪」を描いた「ジョーカー」では警戒態勢を取ることは、避けられない事なのかもしれません。

 ストーリー、ホアキン・フェニックスの演技共に強い印象を残す作品でしたが、個人的には共感を得る事が出来ませんでした。悪のカリスマ ジョーカーを描いているのですから当然ですが、希望や救いと言った光が見いだせない救い難い悪を描いた内容だったからです。

 唯一の光は、ある悲劇に見舞われながらも、悪の道へは進まず、やがて、ゴッサム・シティにはびこるジョーカーを含めた「悪」と戦う「正義」となる、幼き日の「彼」が劇中に少しだけ登場していた事です。


河野大臣への恋愛相談

安倍内閣で、外務大臣から防衛大臣に就任した政治家の河野太郎氏。

100万人以上のフォロワー数を誇る氏の公式Twitter上で、9月上旬位から、恋愛相談にも乗っているという事で話題になっているそうです。

面白そうなので、私も見てみました。

 

「河野外相に恋愛相談乗ってもらいたい人生だった。」と言う人 に対し

「のるよー。」とツイートした河野氏。

 

その後

 

「ちょっといいなと思っていた友達の彼氏に好きって言われたんですけど、どうしたらいいですか。」と言う相談に対しては、

 「人類の半分は男でちょっといいぐらいのはたくさんいるから、友達大切にしな。」と回答。

 

「河野先生、2年前に振られた人のことを忘れられません。他の人と付き合ったりもしましたがどうしても忘れられません。どうしたら忘れられるんでしょう。苦しいです。」に対しては、

「もう一回コクるためにまず真剣に自分を磨こう。今のままじゃコクってもダメだろ。」と答えていました。

 

「河野太郎大先生に恋愛相談したいけど勇気が出ない...」と言う人には、

「勇気を出して、その勇気を相談ではなく恋愛そのものにぶつけろ。」

 

など、的確でユニークな回答を連発しています。

 興味のある方は、河野大臣の公式Twitterをご覧になってください。


「アド・アストラ」

2001年宇宙の旅や地獄の黙示録からの影響を受けていると言われている映画「アド・アストラ」

地球外生命体の探索に向かって16年後に消息不明になってしまった宇宙飛行士である父クリフォード(トミー・リー・ジョーンズ)を持つロイ(ブラッド・ピット)は、憧れであった父と同じ宇宙飛行士の道を選び、今やエリートとして活躍をしていました。そんなある日、上層部から父が海王星付近で生存しているという事実を告げられ、父を救出するミッションに挑みます。

宇宙と言う壮大な背景の中で、ブラッド・ピット演じるロイと言う一人の宇宙飛行士の父への思い、死と隣り合わせの宇宙空間での孤独や恐怖、宇宙飛行士と言う特殊な仕事であるがゆえに悪化してしまっている恋人との関係、過去の生き方への後悔などの苦悩や葛藤と言った心理的な描写を、ブラッド・ピットのアップ画像を多用し、その微妙な表情で表現する場面を中心とした、ヒューマンドラマになっており、宇宙への自分探しの旅と言った感じの、SF映画としては、異色な作風となっていました。

 派手さは無いので、一歩間違えると退屈な作品になってしまいそうですが、最初から最後までとても緊張感のある空気感で約2時間の上映時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 宇宙空間のビジュアルもとても美しく、月では青白い光、火星では赤い光、海王星では青い光と言ったように、実際はわかりませんがイメージする色彩で映像化されており映画館の大きなスクリーンで見るべきだと思います。

 デートにもおすすめの映画です。


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