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「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」
イギリスの諜報機関「MI7」所属のエージェント「ジョニー・イングリッシュ」がドタバタで無茶苦茶な諜報活動の末、最終的には難事件を解決し、世界の危機を救う事に成功する、Mr.ビーンのローワン・アトキンソン主演、スパイコメディアクション映画「ジョニー・イングリッシュ」シリーズ第三弾が公開されました。
前作のサブタイトル「気休めの報酬」は、007シリーズ「慰めの報酬」のパロディであることは明らかです。この作品には、007「ダイ・アナザー・デイ」でのボンドガール、ロザムンド・パイクが出演していましたが、新作のサブタイトル「アナログの逆襲」には007「慰めの報酬」のボンドガール、オルガ・キュリレンコが出演しました。
イギリス諜報機関「MI7」では、謎のハッカーが仕掛けたサイバー攻撃により、現役のエージェントすべての情報が漏洩してしまいます。この事件の黒幕を追求する任務に選ばれたのは、かつて数々の難事件を「偶然」、解決してきた伝説のエージェント「ジョニー・イングリッシュ」!
彼は、すでに「MI7」を引退しているため、敵に情報が漏洩していないので、今回の任務に最適だったのです。
「ジョニー・イングリッシュ」は様々な装備を支給してくれる007の「Q」に当たる「P」からスマホを支給されますが、特殊な兵器的機能は無い普通のスマホである事がわかると、そもそもスマホの使い方もわからないので捨ててしまいます。しかし「偶然」にも、結果的にそれは、ITを駆使して攻撃してくる敵に対しては有効であったのです。
このシリーズではかつてアストンマーティン DB7、ロールス・ロイス
ファントム等が登場しましたが、今回彼が選んだのは、1970年代から1980年代前半までに生産された、007「リビング・デイライツ」にも登場した、ちょっと古いアストンマーティンV8
ヴァンテージ(映画ではミサイル発射機能付)! 劇中では、「何故こんな過去の産物で、燃費も悪いし、オイル漏れもし、ナビも安全装置も装備されていないクルマを選ぶのか?」と言われていましたが、自動運転機能や電子制御機能等が装着されていない事が、今回の敵にはこれも「偶然」良かったようです。
アナログがITに勝利したのです。
007のパロディ映画は、お笑い要素満載なのでデートにも最適だと思います。私が訪れた時にも幅広い年齢層のカップルがたくさん鑑賞していました。
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アメリカ・メキシコの国境地帯で暗躍するメキシコ麻薬カルテル殲滅のため、CIA捜査官マット(ジョシュ・ブローリン)は、メキシコ麻薬カルテルに妻と娘を殺害された過去を持つ、かつてはメキシコ政府で検事であったアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に、政府黙認の極秘である超法規的捜査を開始。
マットとアレハンドロによるモラルも法律も無視した善悪の境界線を越えてしまった捜査方法に翻弄される、新たに捜査に加わった主人公のFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)の葛藤が描かれたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2015年公開「ボーダーライン」は、第88回アカデミー賞3部門にノミネートされた作品です。
その第二弾「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」が公開されました。監督はステファノ・ソッリマと言うイタリア人の監督が務め、前作の主人公ケイトは登場せず、マットとアレハンドロを中心に物語は進行します。
アメリカ市民15人が犠牲となる自爆テロ事件が発生。テロ実行犯はアメリカ・メキシコの国境を不法入国した疑いが生じます。今やメキシコ麻薬カルテルの一番の収入源は麻薬ではなく、国境での不法入国者支援ビジネス。密入国者にはテロリストも含まれることから、アメリカ政府はメキシコ麻薬カルテルをテロ組織として認定します。
カルテル殲滅のためにアメリカ政府は、決して公にする事の出来ないルールが存在しない裏の汚い仕事を、再びマットとアレハンドロに託します。
このシリーズに共通して言えるのは、単なるアクション中心ではなく、登場人物の心情も描写されているので物語に深みが感じられます。
更にベニチオ・デル・トロ、 ジョシュ・ブローリンと言う癖のある役柄に定評のある個性派で演技派の俳優が共演しているのですから、面白くないわけがありません。
トランプ政権下でのメキシコ国境地帯での不法移民問題や、テロ、麻薬と言ったアメリカ社会が抱える現実での社会問題がテーマになっていることも興味を引きます。
長い舌を出したグロテスクな生物の姿と「最悪」と言う文字が描かれたマーベル映画「ヴェノム」の日本版ポスターは、「とてもクールだ!」と海外で絶賛されたそうです。
確かに、ハズキルーペのCMくらい、インパクトがあると思います。
私は知りませんでしたが、「ヴェノム」はスパイダーマンに登場するヴィランで、アメコミファンの間ではとても人気のあるキャラクターなのだそうです。
その正義感が災いし、職と婚約者を失ってしまった敏腕記者エディは、謎の地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまいます。やがて一体化し、エディにヴェノムと名乗る地球外生命体の声が聞こえるようになります。
地球外生命体が人間に寄生するという設定は、SFホラー映画「遊星からの物体Ⅹ」を思い出しましたが、こちらは寄生されてしまうと宿主である人間の意思や感情は無くなってしまいますが、ヴェノムは寄生した側と寄生された側が、お互いの意思や感情を持っており、会話することが出来ます。
なので、ヴェノムは本質的には人間の目玉、肺、すい臓・・・体のどの部位も食い尽くしてしまうキャラクターですが、人間であるエディの意思や感情も働くので、基本的に悪人のみしか襲わないというダークヒーロー的な側面があるようです。さらに二人は一心同体なので自らを、I Am Venomでは無く、We Are Venomと言います。
人間であるエディと地球外生命体ヴェノムの葛藤を、一人二役で見事に演じたのは「マッドマックス怒りのデス・ロード」、「ダンケルク」等の「トム・ハーディ」。
監督は、「L.A.ギャングストーリー」のルーベン・フライシャー
ダークすぎず、笑えるシーンも散りばめられているので、デートでも楽しめる作品だと思います。
前売りの、ムビチケカードを購入したので、ヴェノムのミニフィギュアを手に入れることが出来ました。
「芸術は爆発だ!」の岡本太郎氏の作品展がアーツ前橋で開催されているのを知り、出かけてみました。
絵画やオブジェはもちろん、氏が手掛けた様々なグッズや出演した番組・CM等のビデオも公開されていました。
芸術の事は全くわからないのにさらに抽象画となれば、そのカラフルな色使いの作品をタイトルと照らし合わせながら見ても、難解でよくわかりませんが、様々な想像を膨らませるのが楽しいです。
作品を鑑賞後は、会場であるアーツ前橋から徒歩5分位の場所にある広瀬川のほとりに設置された岡本太郎氏のオブジェ「太陽の鐘」を見に行きました。
「太陽の鐘」は1966年に静岡県のレジャー施設に設置されましたが、1999年にその施設が閉園し、その後長い年月一般公開されていなかったそうなのですが、前橋市出身のコピーライター・糸井重里氏やJINS社長・田中仁氏らにより、地域活性化プロジェクトの一環として今年3月に設置されたそうです。
有名な「太陽の塔」の、顔のようなモチーフが「太陽の鐘」にも使用されていました。
広瀬川沿いに設置されたこのオブジェは何時でも見る事が出来ますし、アーツ前橋での岡本太郎作品展は来年1月14日まで開催されています。
デートで訪れてみるのも良いと思います。
広瀬川付近を暫く歩いていると中央前橋駅にたどり着いてしまい、駅前に昭和情緒漂うレトロな蕎麦屋さんを発見しました。午後一時過ぎ位の時間帯で、ちょうどお腹も空いてきたので、そのお店でカツ丼&蕎麦と言う禁断の炭水化物×炭水化物セットを美味しくいただき、帰りました。
普段は車での移動がほとんどで、街を歩いて散策する機会は有りませんが、車移動では気づかない思わぬ発見があったりします。たまには、散歩も良いなと感じました。
「カレー風味すずき」というお店には、近所なので、たまにでかけています。
「シュマンドール」と言う地元桐生市で有名なフレンチレストランのオーナーの弟さんが経営されているようです。
今回は平日の昼に訪れたのでランチメニューから「海の幸のカレークリーム煮」の辛口を注文しました。
海老、イカ、ムール貝、ホタテ、アサリ等のシーフードにブロッコリー、シメジなどの野菜やキノコが入った具沢山なカレーでした。
ご飯は別盛りです。
これらにサラダ、デザート、ドリンクが付いて、税込み1100円の平日ランチメニューは、お得だと思います。
通常メニューは30種類以上のカレーが有り、どれを選んでも美味しいと思いますが、私は、こちらのお店に来た時には、八割方、「鶏肉と野菜のカレー」の辛口を注文しています。
高崎市にも系列店があるようです。
デートにもお勧めのお店です。
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