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「シリーズ深読み読書会」

NHKのBSで不定期に放送されている「シリーズ深読み読書会」は、小説家や学者等の方々が、一つのテーマとなった小説について討論する番組です。


不定期のため、過去にどのような小説が題材となったのかはすべて把握していませんが、これまでに小松左京氏の「日本沈没」、横溝正史氏の「犬神家の一族」「八つ墓村」等が放送されてきました。

小学生の時に「犬神家の一族」の映画を見た事をきっかけに興味を持ち、それから高校生になる位まで横溝小説に、はまった記憶があります。
それ以来、横溝作品の映画やドラマを見ており、先日には横溝正史氏の「悪魔の手毬歌」が「シリーズ深読み読書会」で取りあげられました。

番組では、小説「悪魔の手毬歌」は横溝正史氏の複雑な家庭環境が反映された作品であり、自身の作品の中で作者が最も気に入っていたのが、この作品であった事が語られたり、登場人物の心理描写や人物像などを細かく分析していました。その中で特に驚いたのは、物語でのキーとなる「おりんさん」の年齢設定が「57歳」であったという事です。

石坂浩二さんが主人公の私立探偵 金田一耕助を演じ、1977年に映画化された「悪魔の手毬歌」のポスターに映し出されている腰を曲げた人物が「おりんさん」です。

「おりんさん」のイメージは頭の中にはあったものの、まさか57歳であったとは想像もしませんでした。

現在の基準で考えると57歳とは思えない老け込み方ですが、小説が発表されたのが昭和32年、その舞台が昭和30年と言う事を考えると、当時の57歳と言うのはこのようなイメージだったのかな?などと、考えに耽ることが出来る面白い番組でした。

「シリーズ深読み読書会」次回は何時放送されるのかわかりませんが、見逃さないようにしたいと思います。


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「トップガン マーヴェリック」

アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校、通称トップガンに入った若き日のトム・クルーズ演じるピート・ミッチェル「コールサイン マーヴェリック(一匹狼)」の友情、挫折、恋愛、成長を描いた名作「トップガン」。

F-14トムキャット戦闘機の離陸を背景に、A-1フライトジャケットを身につけカワサキGPZ900R Ninjaで滑走路を並走するマーヴェリック。

1986年、「トップガン」が公開された後、何故か劇中には登場していないMA-1フライトジャケットが大ブームとなり、当時「トップガン」を思い浮かべながら、ALPHA社製かAVIREX社製かは忘れましたがMA-1を着てホンダNSR250Rに乗っていたことを思い出します。

あれから36年。ついに待望の続編「トップガン マーヴェリック」が公開となりました。

Danger Zone、Take My Breath Away、そしてレディー・ガガが歌う今作の主題歌Hold My Handを聞きながらクルマで映画館へと向かいます。

今作では、トップガンに呼び戻されたマーヴェリックが教官として、若き精鋭パイロット達を(この中の1人は、なんとマーヴェリックの今は亡きかつての相棒グースの息子ルースター!)訓練し、生還率0%の極秘ミッションに望みます。しかもこのミッションをマーヴェリックに託したのは、今や海軍大将に出世した、かつてのライバルであったヴァル・キルマー演じるアイスマン。この二人の再会シーンには涙腺が緩んでしまいました。

ヒロインはケリー・マクギリス演じる女性教官チャーリーに代わり、セルジオ・レオーネ監督の遺作となったワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカでデビューしたジェニファー・コネリー演じるペニー。(チャーリーはポルシェ356に乗っていましたが、ペニーは930型と思われるポルシェ911で登場。)

初期の予告動画でマーヴェリックが再びA-1フライトジャケットを身につけていましたが、背中のワッペンから日章旗と台湾の国旗が削除されていたので、巨大マーケットである中国への忖度では?と言われていました。しかし本編では嬉しいことに日章旗と台湾の国旗が復活していました。カワサキGPZ900R Ninjaも再登場しますが、今作ではカワサキ Ninja H2Rも登場。

現役の精鋭アメリカ海軍パイロットが操縦する、F/A-18スーパーホーネット戦闘機に6台のカメラを設置し、訓練を重ねた俳優陣が搭乗して撮影されたという飛行シーンは、激しいG(重力加速度)による顔のゆがみや首の傾きなどが実際の物なので、CGに頼らないリアルな臨場感のある映像となっています。

「トップガン マーヴェリック」は、主人公マーヴェリックの無鉄砲で型破りな本質的な部分は変化していないものの、歳を重ねて指導者としての立場も加わった人間像を上手く描いており、36年間熟成したファンが望んでいる期待どおりの王道的なストーリーにまとめ上げた、完成度の高い素晴らしい作品となっていました。

もちろん前作が素晴らしかったことが前提ですが、もしかしたら続編の方が勝った作品かもしれません。

「シン・ウルトラマン」、「トップガン マーヴェリック」と、おじさんが喜ぶ作品が続いています。


寿司 ランチ

寿司が食べたくなり、桐生市相生町の「ふぐ・活魚・寿司・割烹 おみき」さんへ行ってみました。

こちらのお店には、20年以上前に宴会で伺った記憶があります。

カウンター、座敷、個室、テーブル席などかなりの収容力がある広々とした店内です。

種類豊富なランチメニューから迷うことなく選んだのは、上寿司ランチ。

先ずは、三つ葉・椎茸・銀杏・練り物などが入り、熱々で上品な味わいの茶わん蒸し。

次は、三つ葉と豆腐が入ったみそ汁。

そして目にも鮮やかなメインの寿司には、細工切りした飾り笹も添えられていました。

鮪の赤身と中とろ、ホタテ、イカ、イクラ、白身魚、子持ち昆布、煮穴子、エビ、玉子、巻物など程よいボリュームです。

〆はデザート。

昔ながらの固めのプリンは、甘さ控えめで美味しかったです。

妻が注文したのは、あじ活魚膳。

店内のいけすで泳いでいたあじを生き締めした、さばきたての新鮮なあじをいただくことができます。

茶わん蒸し、ごはん、みそ汁、揚げ出し豆腐、茄子の揚げ浸し、漬物、デザート付

サービスで、煮穴子寿司を一貫サービスしてくださいました。

会計時に魚が泳ぐいけすを見ていると、お店の方が「少し前まで、ふぐも居ましたよ」と、おっしゃっていました。

広々とした店内で、とても美味しい寿司や魚をリーズナブルにいただけます。

お店の方も、気さくで親切です。


「シン・ウルトラマン」

いよいよ公開となった、庵野秀明さんと樋口真嗣さんによる映画「シン・ウルトラマン」

「さすが!」としか言いようがありません。

先ず冒頭の思いがけない演出に引き込まれ、主人公がベータカプセルでウルトラマンに変身する時や禍威獣・外星人が放つ効果音、禍特対が出動する際のBGMなどに幼いころの記憶が蘇りました。更にはウルトラマンがポーズを決めスペシウム光線を放つシーンに感動! 

(シン・ウルトラマンでは科特隊は禍特対、怪獣は禍威獣、宇宙人は外星人という呼び名に変更されています)

庵野秀明さんと樋口真嗣さんのコンビは、「初代ウルトラマン」に「シン・ゴジラ」の世界観をプラスしてリアリティさを追求し、現代風にアレンジしてひねりのあるストーリーを創作し、手足が長くカラータイマーが付かないウルトラマンや懐かしの禍威獣・外星人も、より洗練された造形に変更されていますが、「初代ウルトラマン」へのオマージュやリスペクトもかなり感じられ、基本的なコンセプトもあえて変更していないのは、50年以上も前に制作された「初代ウルトラマン」がいかに優れた作品であったかを物語っているように感じます。

出演は、主人公のウルトラマンになる人は「シン・ゴジラ」にも少しだけ出演していた斎藤工さん。ヒロインは長澤まさみさん。禍特対・班長役は「ドライブ・マイ・カー」で数々の賞を受賞した西島秀俊さん。メフィラス星人を演じた山本耕史さんは爽やかな役柄が多い俳優さんですが、メフィラス星人を演じても爽やかでした。更に「シン・ゴジラ」にも出演していたあの大物俳優もサプライズで登場します。

様々な禍威獣・外星人が登場しますがそれは映画館で確認してください。

主題歌は米津玄師さんが書き下ろした「M八七」

https://youtu.be/Zhx1n6uvgUE

具体的には書けませんが「新たなテクノロジーは使い方次第、人類共存」と言った事柄がテーマになっているように感じました。

奇しくも、現在プーチン大統領によるウクライナ侵攻が懸念され、国連も残念ながらこの侵攻に対し機能不全に陥っていますが、「もし外星人が地球を侵略してきたらどうするのか? 戦争なんかしている場合じゃない」と思わせる内容の作品となっていました。

一刻も早く停戦することを願います。


パスタ ランチ

前橋市千代田町の「GRASSA」さんへ行ってみました。こちらは、以前から気になっていたお店です。

公式サイトには、(アメリカ オレゴン州ポートランドで人気のハンドクラフトパスタ店「GRASSA」の創業者が、前橋市のまちなか活性化プロジェクトに共感し、日本初進出となったお店。)と書いてあります。

前橋中央通り商店街の旧い建物をリノベーションしたと思われる店舗は、1階が厨房、2階が客席となっており、その内外装はレトロモダンといった印象です。

ランチは5種類の定番パスタ、2種類の日替わりスペシャルパスタの中から選択することができます。

3人で出かけたので3種類の異なるパスタと、ドリンク・デザートセット×3を注文しました。

先ずはスペシャルメニューから「テキサス プルドポークとカラフル春キャベツサラダのトマトソース」

ベースのトマトソースの他にクリーミーなマスタードソースも使用され、ボリュームのあるプルドポークが入ったこってり系のパスタですが、フレッシュトマトと敷き詰められた生キャベツが中和しているようです。パスタは太めのタリアテッレ。

もう一品もスペシャルメニューから「前橋の採れたてタケノコと桜えびのペペロンチーノ」

旬の大小にカットされたタケノコと桜えびがふんだんに入り、カラスミパウダーと思われる魚卵も振りかけられていました。

私は、スペシャルパスタも気になりましたが魚介系が食べたかったので、定番メニューから「イカスミを練りこんだキッタラ」を注文。

アサリ、パンチェッタ、フレッシュトマト、マッシュルームなど具だくさんです。想像通りの間違いのない美味しさです。

ドリンクはアイスティー×2、アイスコーヒー×1を注文

デザートはカンノーロ×2、プロフィットロール×1を注文

私はカンノーロを迷うことなく注文。

映画ゴッドファーザーでのコルレオーネ・ファミリーの幹部クレメンザの「Leave the gun. Take the cannoli.」(銃は置いていけ、カンノーリは持ってきてくれ)の台詞がきっかけでイタリア シチリア発祥のスイーツ カンノーロが全米に知れ渡ったそうです。(カンノーロは単数形、カンノーリは複数形)

ゴッドファーザーpart3ではマイケルの妹コニーがシチリア パレルモのマッシモ劇場でドン・アルトベッロに毒入りのカンノーロを食べさせ暗殺するシーンがありました。


プロフィットロールは、シューの中にチョコレートソース、ホイップクリーム、カシスジェラート、カスタードクリームがサンドされていました。

アメリカ発のオリジナル創作パスタの「GRASSA」さんでは、正にアメリカといったパスタ、和風のパスタ、イタリア寄りのパスタなどバラエティーに富んだ美味しい料理をいただくことができました。

昼はパスタのみですが、夜は肉・魚料理などもいただけるようです。

お店の方も、皆さん親切でした。


オモウマい店に登場のお店

日本テレビで毎週火曜日夜7時~放送中の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」

利益度外視と思われる経営方針で、人情味あふれる個性的でユニークな店主さんが営む、主に飲食店を中心とした全国のお店を紹介する番組。

これまでにも群馬県内のお店も数件取り上げられてきましたが、4月26日の放送では「歌う!サービス八百屋社長」として群馬県みどり市の「小林君八百屋」さんというお店が登場するとの情報を得たので、放送後は混雑が予想されるため、放送前に行ってみました。

こちらのお店、私の事務所からクルマで15分ほどの場所にあり、その個性的な店名と店構えからクルマでお店の前を通過する度に見かけてはいましたが、訪問するのは初です。おそらく20年以上前から営業されていると思われます。

早速店内に入ってみると、番組の主人公と思われる人柄の良さそうな店主さんが「いらっしゃいませ‼」と元気に迎い入れてくださり、試食のカットしてある柑橘系果物を差し出してくださいました。

店内には多種多様な果物や野菜が所狭しと陳列してあります。常連さんと思われるお客さんが、「マグロをください」と言っている声が聞こえたので、魚も販売しているようです。

2個で1300円と言う激安の茨城県産メロンを見ていると、店主さんが「これは常温で一週間くらいしてから食べると美味しいよ」とアドバイスしてくださったのでこのメロンを購入することにしました。

支払い時にレジで「今度、テレビに出演されるのですか?」と店主さんに尋ねてみると、「この間、取材に来ていたよ!今までにも何度も取材されているよ」とレジ横の写真を見せてくださいました。

写真には、スギちゃんや陣内智則さんなどが店主さんと一緒に写っていました。

「歌っていくかい」と店主さんが指し示した先には、ギターとマイクがあったので「歌う!サービス八百屋社長」というタイトルが脳裏に思い浮かびました。

店主さんだけでなく、お客さんも八百屋さんの店内で歌うのでしょうか?

歌うことは丁重にお断りをさせていただき、「放送を楽しみにしています」と言い帰ろうとすると「これを持って行きな」と「バナナを一房」くださったのでお礼を言い店を後にしました。

4月26日の放送が楽しみです。

以前の放送で数度取り上げられている、番組レギュラーの小峠英二さんに容姿が似ている「エキサイティング」が口癖のエキサイティングな店主さんが営む群馬県太田市のウナギ屋さんも、とても気になりますが、「生のウナギを自分で焼いて食べる」というスタイルにどうしても勇気が出ず、今のところ行っていません。


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