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「マンハント」
香港ノワールの傑作「男たちの挽歌」シリーズのヒットにより、ハリウッドへ進出して「フェイス/オフ」「ミッションインポッシブル 2」などの作品を手掛けたジョン・ウー監督の新作映画「マンハント」が公開となりました。
大阪を舞台に、何者かにハメられ無実の罪を着せられた弁護士と、彼を追う孤高の刑事。その裏には恐るべき陰謀が隠されていた・・・・・・。
残念ながら私は見ていませんが、1970年代に公開された高倉健さん主演「君よ憤怒の河を渡れ」と言う映画のリメイク作品なのだそうです。
「バイオレンスの詩人」と言われるジョン・ウー監督作品の特徴は、「白い鳩」、「二丁拳銃」、「銃撃戦でのスローモーション」、「哀愁を感じる演出」等。
特に「白い鳩」には、こだわりが有るようで、クリスチャンである監督は、バイオレンスシーンにそれと相対する平和の象徴である白いハトを飛ばすのだそうです。
今作「マンハント」にもそれらの要素が盛り込まれており、「男たちの挽歌」などの過去の作品を彷彿とさせ、冒頭での二人の女性暗殺者による銃撃シーンから「ジョン・ウー」ワールドが炸裂します。
さらに今作では、一丁の銃を二人で撃ち、敵を倒す!と言った新たな演出が加わっていました。
主役の一人である福山雅治さんは、とてもカッコいい役どころで、2月16日までは監督との対談シーンが本編終了後に上映されます。
その他、日本人俳優も多数出演しており、特に「ハードボイルド 新 男たちの挽歌」に出演していた國村隼さんが友情出演しているので注目です。
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「 女性が結婚相手に望む条件」
20歳から39歳の働く女性(20代500サンプル、30代500サンプル)をインターネットにより調査。
その中の「女性が結婚相手に望む条件」と言う項目を取り上げてみました。
1位 育児や家事をしてくれる人 (53.7%)
2位 浮気と無縁で自分だけに優しい人 (42.1%)
3位 仕事を頑張る人 (32.2%)
4位 会話が面白い人 (27.6%)
5位 節約が得意で家計に優しい人 (24.8%)
6位 優良企業勤めで収入が安定している人 (23.0%)
7位 高収入な人 (16.4%)
8位 イケメン (15.7)
9位 会話を合わせてくれる人 13.6%)
10位 おしゃれな人 (11.9)
11位 心も体もマッチョな人(8.2%)
11位 気弱で暴力と無縁な優オトコ(8.2%)
13位 背が高い人 (6.5%)
14位 誰にでも愛想が良い人 (6.2%)
15位 スポーツマン (5.6%)
16位 高学歴な人 (4.3%)
http://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/180205_imadoki.pdf を参考
1980年代後半のバブル時代に、「3高」と呼ばれた「理想の男性像」、高学歴、高収入、高身長は、もはや下位ランクとなり、上位にランクされているのは、「育児や家事をしてくれる人」、「浮気と無縁で自分だけに優しい人 」、「仕事を頑張る人」と言った努力次第で何とかなる事柄です。(今の方が正常な考え方だと思います。)
アンケートでは、「周囲に自慢できる好条件の男性から、長い結婚生活を見据えて、協力しながら楽しい家庭を築いていける、頼れる男性へと移り変わっているようです。」と結論付けています。
婚活中の男性は、参考になると思います。
「キングスマン ゴールデン・サークル」
表向きは、ロンドンのサヴィル・ロウ道りにあるテーラーを装ったスパイ組織「キングスマン」の活躍を描いた第二弾。
悪の組織「ゴールデン・サークル」により、その拠点を破壊されてしまった「キングスマン」のエージェントが、アメリカのバーボン・ウイスキー蒸留所を装った同盟スパイ組織「ステイツマン」に協力を仰ぎ、世界平和のために敵と戦うストーリーとなっており、キングスマンはビシッと決めたスーツ姿で戦うのに対しステイツマンはデニムにカウボーイハットと言った、出で立ちで戦うのがイギリスとアメリカの国民性を表しており面白いです。
冒頭のシーンでは、かなりチューニングしてあるロンドン・タクシーと3台のジャガー F-PACEとのカーアクションが繰り広げられ、劇中には防弾仕様の傘やマシンガン付きのアタッシュケースなどのガジェットも多数登場します。
エルトン・ジョンがエルトン・ジョン本人の役柄で出演しており、かなり活躍をします。
「ハンニバル」でヒロインのクラリスを演じたジュリアン・ムーアが、レクター博士までとは言わないまでも、サイコパス的な悪役を演じていたのには驚きました。
前作同様、ライトでポップな雰囲気の中に多くのブラックユーモアを交えた作風が特徴的です。(この映画を見た後は、しばらくハンバーガーを食べられなくなるかもしれません。)
デートにも、お勧めの映画です。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。今作は予想のつかない凝ったストーリー展開でありながら、納得できる分かりやすい内容となっており、子供から大人まで幅広い層が楽しめる作品となっています。
もちろんレイ(デイジー・リドリー)が主人公なのですが、前作「フォースの覚醒」では、ほんの数分しか登場しなかった伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が、かなり活躍をし、惜しくも今作が遺作となってしまった(キャリー・フィッシャー)演じるレイア・オーガナも引き続き登場します。
出演する事が話題となっていた、(べニチオ・デル・トロ)は(べニチオ・デル・トロ)らしいキャラクターを演じていました。
そして意外な、あのキャラクターが今作には登場します。
あるシーンでレイア・オーガナの「ヒーローになる事よりも生き残る事が大切」と言う台詞がありました。
仲間を助けるために死んでいく者、撤退してでも生きる事を選ぶ者。どちらも勇気がいる事を感じさせるシーンが幾つか有ります。
デートにもお勧めの映画です。
「ジャスティスリーグ」
2016年公開「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で自らの命と引き換えに「ドゥームズデイ」を倒し人類を救ったスーパーマン。
今作「ジャスティスリーグ」では、「スーパーマン」亡き後、地球を侵略しようとする新たな敵が出現。単独で悪と戦ってきた孤独な「バットマン」は、あまりにも強すぎる今回の敵に対しては、一人では太刀打ち出来ない事を悟り、ギリシャ神話のゼウスを父に持つ「ワンダーウーマン」と共に、各地に散らばる特殊能力を持つ超人達に協力を仰ぎ、強力な敵と戦う手段を選ぶ事にしました。
雷に打たれたことをきっかけに超高速移動が可能になった「フラッシュ」、「マセラティ」のエンブレムのモチーフにもなっているローマ神話「海神ネプチューン」の銛に似た武器を持ち水陸両棲の「アクアマン」、ある事故で瀕死の重傷を負った為、体の半分以上を機械に交換する事により誕生した「サイボーグ」らとチームを組み悪に挑みます。(最終的には○○○○○星人もチームに加わります)。
財力は有りますが、他のメンバーのような特殊能力を持たない「バットマン」は「バットモービル」等のガジェットを駆使して戦います。
「マン・オブ・スティール」、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」も手掛けたザック・スナイダー監督は今作「ジャスティスリーグ」も手掛けていましたが、制作途中で家族に不幸が生じた為に降板してしまい、「アベンジャーズ」を手掛けたジョス・ウェドン監督が残りの制作を行ったそうです。
今作はザック・スナイダー監督の前2作品と比べると明るくライトな仕上がりとなっており、非常に見やすいです。
善悪が明瞭で「ヒーロー」物としてはこのような作りの方が王道なのかもしれません。
しかしながら、クリストファー・ノーラン監督のバットマン3部作のようなダークでシリアスで重々しい雰囲気は影を潜めているので、こちらの雰囲気が好きな方だと少々物足りなさを感じるかもしれません。 (今後制作が予定されている、バットマン単独作品「ザ・バットマン」はノアール調のシリアスなつくりになるとの噂があります。)
鑑賞後は、爽快感のある作品なので、デートにも勧めです。
P.S. エンドロール終わりに、ある秘密が隠されているので、エンドロールが終了するまで席を立たないようにしてください。