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最優秀賞

今年は、かなり政治色が強い賞レースになったと言われている、アメリカのアカデミー賞授賞式が終了しました。


そして日本のアカデミー賞授賞式も3月3日に終了しました。

今回の作品賞にノミネートされた映画の中で唯一見ていたのは、「シン・ゴジラ」だけだったのですが、昨年夏にこの作品を映画館で鑑賞後、日本アカデミー賞の話題賞あたりを受賞するかなと思っていましたが、なんと最優秀作品賞に輝きました。

個人的には、このような賞には無縁と思われる映画ばかり見ているので、最優秀作品賞に、「シン・ゴジラ」が受賞した事には少し驚きました。この手の映画が最優秀作品賞に輝くのは珍しいと思いました。

 

最優秀賞を獲得するには、いくら素晴らしい作品でも、映画のジャンルや役柄により、有利な作品と不利な作品があるような気がします。

例えば今回、優秀助演女優賞に選ばれた石原さとみさん「シン・ゴジラ」と、最優秀助演女優賞に輝いた杉咲花さん「湯を沸かすほどの熱い愛」。

映画を実際見ていなかったとしても、演技力云々以前に「打倒ゴジラの米国大統領特使役」と「余命を宣告された母親の娘役」となれば、明らかに後者の方が有利なように思えるのです。

 

私のような素人目にはそのように映ってしまいますが、「映画は総合芸術」だと言われているように、実際には、プロの方が、一つの面だけではなく、あらゆる角度 から総合的に判断する事により、選ばれたのだと思います。現に、ジャンル的には不利だと思われる「シン・ゴジラ」が最優秀作品賞を獲得したのですから。

 

婚活においては、「選ばれる側」としては、優秀賞にノミネートされただけではだめです。最優秀賞を獲得しなければならないのです。そのためには多少の努力も必要です。
「選ぶ側」としては、お相手を、一面だけから見るのではなく、あらゆる角度から見て総合的に判断する事が重要だと思います。


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同じカテゴリの記事

「忖度」

学校法人森友学園への国有地売却問題で、籠池泰典理事長への証人喚問の様子が3月23日にNHKで中継されました。

なんと、その平均視聴率が最高で16.1%に達したそうです。

私も少しだけ見ました。


証人尋問で述べた内容の真偽のほどはわかりませんが、印象に残ったのは、籠池氏の濃いキャラクターと、「忖度」と言う言葉です。

あまり聞きなれない言葉なので調べてみると、「相手の立場を考えて物事を行うこと」と言う意味で、

類語としては、気遣いをする、思いを汲み取る、気をまわす、気を利かす、思いやる等があるようです。


証人喚問での言葉なので、ネガティブな意味合いなのかと思いましたが、調べてみると、どちらかと言うとポジティブな意味合いの言葉のように思います。


「忖度」は、婚活においても、有効な意味合いを秘めた言葉だと感じました。


アンテナ

東京ガスは、これまでも祖母と孫、母と息子や娘などをテーマにわずか90秒という短い時間の中で感動できる素晴らしいテレビCMを放映してきました。

現在放映中のCMは、「父親と結婚を控えた娘」の物語になっています。


父親と母親そして娘と招かれた婚約者の男性が食卓を囲むシーン。

婚約者の男性が唐揚げを食べて「おいしいね」と言うと、娘が「私が作ったのよ」と自分を指さします。すると父親が「君、それ6個目じゃないか」と怒り口調で言うシーンがあります。

全部で90秒の中でのワンシーンですから、多分10秒足らずの場面なのですが、つい「クスっ」と笑ってしまう描写の中で、「父親の、娘が結婚する事へ喜びの半面、娘を婚約者に取られてしまうような複雑な心境や想い」を上手く表現していると思います。

90秒と言うのはCMとしては長い部類に入りますが、それでもこんな短時間で、まるでドラマや映画を見たような感動をもたらすのですから、このシリーズのCMを制作している方々は凄いと思います。

 

上から目線のキャリアウーマンが恋愛指南をするネタを披露している、最近ブレイク中のお笑い芸人「ブルゾンちえみ With B」

 

◎ 元カレの事が忘れられない? じゃあ質問です! 味のしなくなったガムをいつまでも咬み続けますか? 新しいガム、食べたくない? 男はガムと一緒! 味がしなくなったら、また新しいガムを食べればいい! だって、地球上に男は何人いると思っているの? 「35億!」

◎ カレーの美味しい食べ頃知っている? 二日目! 「恋もカレーもじっくりコトコト!」

◎ 春のパン祭りがいつから始まるか知っていますか? 気付いたらはじまってない? 「パン祭りも恋も一緒、いつの間にか始まる!」

等、笑える内容でありながら「なるほど」と思えるネタになっています。

 

お見合いや初デートの時に緊張して「何をしゃべったら良いのかわからない」という男性の方は、笑える話をすると良いと思います。お相手の女性も緊張をしているのですから、笑いによってそれを和らげれば、その後の会話が弾む事が期待できます。

武勇伝を話すのよりも、仕事等での失敗談を、面白おかしく話す方が好感を持たれると思います。

上記のようなテレビネタもそうですが、日常にはたくさんの話題が潜んでいます。常にアンテナを張っておくと、話題に困った時の手助けになると思います。


「セミフレッド」


桐生市広沢町の国道50号線沿いにある「ロカ」と言うイタリア料理のお店へ行きました。

私が、子供の頃から営業されているように感じたので、お聞きしてみると、38年前にオープンされたそうです。

以前何度か行ったことが有りますが、久々の訪問でした。

落ち着いた雰囲気の店内です。

ボンゴレロッソと、

キノコのトマトソースを注文。

今回はランチタイムをぎりぎり逃してしまい、ランチメニューは終了してしまったので、
パスタ単品に、前菜、ドルチェ、ドリンクのセットを注文しました。

どの料理も美味しく頂きましたが、特に、お店の方が「セミフレッド」と言っていた半解凍のドルチェが美味しかったです。(写真では、ティラミスの右横)イタリア語で「半分冷たい」と言う意味だそうです。盛り合わせでは無く、単品でも注文できるようなので次回は単品で注文してみたいと思います。


デートにもお勧めのお店です。


「マグ二フィセント・セブン」

極悪非道な実業家が金採掘目当てで、その資本力を武器に貧しい町民の土地を奪おうとする。

それを救うのは、7人の凄腕アウトロー達!

初めは、金目的で仕事を引き受けていた7人は、徐々に人の役に立つことの素晴らしさに気付き、圧倒的に不利な状況下で、死を覚悟しながら悪に立ち向かう・・・・・・・。

この映画での主役7人は黒人、白人、メキシコ人、アジア人、ネイティブアメリカン等、国際色豊かなメンバーで形成されており、保護主義になりそうなどこかの国の新政権とは対照的になっています。さらには格差社会と言われている現代を連想させるような設定。

黒澤明監督の「七人の侍」。それをベースにした「荒野の七人」。そのDNAを受け継ぎながらも現代的にアレンジした「マグ二フィセント・セブン」

そのストーリーとカメラワークは圧巻でした。

劇中で、悪魔の銃と呼ばれていた、ガトリングガンの威力には凄まじいものがありました。

そして善を徹底的にカッコよく、悪を極悪に描いていることも、ストーリーをより盛り上げる要素になっています。

スカッとしたい時に、お勧めの映画です。

 

最近ではクエンティン・タランティーノ監督の「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ヘイトフルエイト」。古くは、黒澤明監督の時代劇「用心棒」を題材としたマカロニ・ウエスタン「荒野の用心棒」など、西部劇あるいはウエスタンと言われる映画は、子供のころから数多く見ていますが、すべてDVDやテレビ放送などで見ており、映画館でこのジャンルの映画を見るのは、個人的には「マグ二フィセント・セブン」が初めてでした。

西部開拓時代の荒廃とした風景やウエスタンならではの華麗なガンアクションシーンは、大きな画面で見るとより迫力が増します。

このジャンルの映画こそ劇場で見るべきだと今回つくづくと思いました。


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