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50年位前にTV放映された「初代 仮面ライダー」を、庵野秀明監督がアレンジして現代に復活させた映画「シン・仮面ライダー」
ついに公開となりました。
高崎中央銀座アーケード商店街、陸上自衛隊 相馬原駐屯地がロケ地となっているシーンが本編に存在するので、群馬県民には嬉しい見どころになると思います。
本作のキャッチコピーは、「変わるモノ、変わらないモノ、そして変えたくないモノ」
悪の組織・秘密結社 ショッカーはSHOCKERとなり、その成り立ちや暗躍する目的も新たな設定となり、ショッカーの怪人はオーグと改名され、ビジュアルも現代風に洗練された印象に変更されていた一方で、仮面ライダーとサイクロン号のビジュアルは、オリジナルとほぼ同じで、レトロ感が漂います。人物名も本郷猛(仮面ライダー)、緑川ルリ子、一文字隼人(仮面ライダー2号)といったように当時の名称のままです。
仮面ライダーが、SHOCKERの上級構成員オーグや戦闘員と戦うシーンも当時よりもスピーディーでスタイリッシュで迫力も増していますが、SHOCKERが倒された後の末路は当時と同様でした。
これらの事柄は、キャッチコピーの内容と、上手くリンクしているように思います。
現時点では、公式サイトでも「あらすじ」すら公開されていない状況なのでストーリーについては語れませんが、凝ったカメラアングルによる構図やカメラワークなど、ワンカットごとの画作りに、かなりこだわって制作している事が伝わる映像で、特に、仮面ライダーの決め技「ライダーキック」や「サイクロン号」のライディングシーンなどが最高にカッコ良く映し出されていました。更には、オリジナルへのリスペクトが随所に散りばめられており、懐かしさが蘇ります。
今回、3月17日18時~の舞台挨拶ライブビューイング付き最速上映会(全国399スクリーン)で見てきました。
ライブビューイングでは、池松壮亮さん(本郷猛・仮面ライダー)役、浜辺美波さん(緑川ルリ子)役、柄本佑さん(一文字隼人・仮面ライダー2号)役、西野七瀬さん(蜂オーグ)役、手塚とおるさん(コウモリオーグ)役、塚本晋也さん(緑川弘博士)役が登場し、映画の見どころなどが語られていましたが、本編には、現時点で公表されていない驚きのシークレットキャストが登場しました。
スマーク伊勢崎内 映画館での最速上映会では、8割程の席が埋まり「初代 仮面ライダー」がTV放映されていた当時には少年だったと思われる方々と、若い方が半々位の割合で鑑賞しており、シン・ウルトラマン、トップガンマーヴェリック同様、おじさんホイホイな作品です。
ご期待ください。