エイリアン2、ターミネーター、タイタニック等、数々のヒット作を生み出して来た、ジェームズ・キャメロン監督。
中でも、2009年に公開されたアバターは、世界興行収入1位と言う記録を持つ作品。
その続編である「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が公開となりました。
実は、前作を見ていないのですが、家族をテーマとしたストーリーは、王道的で、それほど複雑では無いので、十分理解出来、楽しめました。
そして、何よりもCGによる映像は圧倒的で、特に、多用されていた海中でのシーンでは、その深度により異なるブルーの微妙な色彩表現がとても美しく描かれており、クジラや鮫、クラゲなどに似た架空の海洋生物達もとてもリアルで、深海植物が放つ色彩豊かな光は、まるでイルミネーションのようでもあり、異世界に居るような感覚を楽しむ事が出来ました。
モーションキャプチャーによる登場人物達の表情も、場面ごとの感情の変化と上手くリンクしており、映像だけでも感情が伝わってくるほどです。
エイリアンの主人公リプリーを演じたシガニー ウィーバーが、本人だとわかる地球人学者と、CGによる全く異なる容姿で、物語のキーとなる少女の二役を演じている点にも注目です。
モーションキャプチャーによるCG加工された容姿で、ゾーイ・サルダナ、クリフ・カーティス、ケイト・ウィンスレットなどが出演。この人達はクレジットにより、どの役柄を演じているのかが、わかりました。
ネット情報だと、他に、ヴィン・ディーゼル、ミシェール・ヨー、ミシェル・ロドリゲスらも出演しているようなのですが、どの役柄なのかは、全くわかりませんでした。
3時間10分と言う上映時間ですが、未体験の映像表現とスリリングなストーリー展開により、飽きることなく鑑賞することが出来ました。