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秋の恒例「クラシックカーフェスティバルin桐生」
コロナ禍の影響で、今年3年ぶりの開催となりました。
1時間ほどの短時間ですが、見学してきました。
公式Facebookによると、秋晴れの中、2万人を超えるたくさんの方々が、会場である群馬大学理工学部 桐生キャンパスに訪れたそうです。
1980年以前に生産された国内外120台の車両が展示、60台をラリー参加車両として募集したようです。
安全基準が今よりも緩かったので、自由度がある古き良き時代のクルマのデザインは、本当に個性豊かで、どれもが魅力的です。
子供の頃からの憧れのクルマが、多数展示されていました。
現在の社会的な流れを考えると、クルマが内燃機関(エンジン)からEVへとシフトして行くのは、やむを得ない事だと思います。
デザイン面において、パーツが少なく済むEVには、新たなデザインの可能性が期待できます。きっと、乗り味も、内燃機関(エンジン)の時と同じように、メーカーや車種ごとに異なる物が誕生すると思います。
しかし、クルマを単なる移動手段とは考えないクルマ好きの人々にとっては、それだけではなく、振動や音、匂いと言った要素も魅力の1つです。EVにシフトした場合、それらがどうなるのかが、とても気がかりです。
日本には、新車の新規登録から13年を経過すると自動車税が割り増しになり、18年を経過すると更に増税になると言う、とても「謎」な税制が存在します。
低燃費で有害物質を排出しない、環境に優しい最新のクルマと異なり、古いクルマは環境に配慮していないから税金をたくさん納めてください。それが嫌であれば早く最新のクルマに乗り換えなさい。という事なのでしょうか?
環境の事を考えた場合、古いクルマを使い捨てするのではなく、大切に乗り続ける事は、新しい物を生産するのよりも、環境に配慮しているとも考えられます。
「疑問」に感じる税制です。
これからは、内燃機関(エンジン)の旧車を維持していくのは、パーツの有無などメンテナンス的な部分においても、益々、困難になって行く事が予想されます。
そんな苦労を乗り越え、私たちの目を楽しませてくださる、旧車を愛するエンスーな方々には、本当に感謝です。