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桐生市役所前に北インドカレーの新店舗がオープンしたので行ってみました。
「デリーダバ」さんという店名で、店内に貼ってあったPOPには「インド・デリー地方の国道沿いにある少し薄汚れた伝統的な大衆食堂を意味します。シャレオツで粋なレストランのことではありません。」と書いてありました。
地元の人が普段訪れる庶民的な飲食店といった意味合いでしょうか。
ヒンディー語で書かれたお店の外観がそれらしさを醸しています。店内はビニールシートの仕切りでコロナ対策がされていました。
ランチメニューから一番人気と書いてあった、 2種類のカレー・ナン・サラダ・ドリンクがセットとなったCセットを注文。
サラダのドレッシングはインド料理のお店でよくある味ではなく、何となく和風な味わいでした。
カレーは日替わりで3種類の中から2種類を選択できるようで、今回はシーフードカレーとほうれん草とキーマのカレーを選択。
シーフードカレーは魚介とトマトとバターの風味を感じるマイルドで濃厚な味わい。
ほうれん草とキーマのカレーはスパイシーであっさりとした味わい。
辛さについては特に聞かれませんでしたが、どちらのカレーも辛めでちょうど良い辛さでした。
大きく厚くて生地の風味を感じる、少し甘みのある美味しいナンでした。
ドリンクは冷たいマサラティーを注文。
甘いのを想像していましたが甘くなく、シナモンなどのスパイスの風味を感じるミルクティーといった味わいで、ガムシロップもありましたが、このままで美味しいので使用しませんでした。
マンゴーヨーグルトにシロップ漬けのフルーツか入ったデザートを、サービスしてくださいました。
食後は気さくな店主さんが、「カレーの辛さは、チリパウダーは極力抑え、クローブとブラックカルダモンのスパイスにより辛さを引き出しており、ナンやチキンを焼く際のタンドール窯は電気式ではなく、炭で火をおこして焼くタイプを使用している」などの、お店のこだわりを教えてくださいました。
美味しいカレー屋さんでした。
もう一軒は、カレーパングランプリで2年連続金賞を受賞したという「ザクザクカレーパン」が名物のパン屋さん「小麦の奴隷」さん。
ホリエモンこと堀江貴文さんがプロディースして全国展開しているフランチャイズ店のようで、伊勢崎市田部井町に今年3月末に新規オープンした店舗は、群馬県初出店なのだそうです。
通常のカレーパンの生地の表面に、クルトンのような食材がまぶしてあり、これがザクザクとした食感の秘密のようです。中身のカレーもコクがあり美味しかったです。
温かくなると何故か、カレーが食べたくなります、興味のある方は出かけてみてください。