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「355」という数字を目にすると、私はフェラーリ・F355を思い浮かべてしまいますが、この映画のタイトル「355」はアメリカ独立戦争時に活躍した実在の女性諜報員のコードネームから由来しているそうです。
世界中のあらゆるインフラや金融システムに侵入し攻撃可能なデジタル・デバイスが開発されたとの情報を各国の諜報機関が入手。もし、このデジタル・デバイスが国際テロ組織などの手に渡れば世界は大混乱に陥るのは間違いありません。それを阻止するために各国諜報機関の女性エリート諜報員達がデジタル・デバイス奪還のミッションに挑みます。
ライバル関係にある各国の諜報員達は当初、敵対関係にありましたが、「敵の敵は味方」という事から協力関係を結ぶこととなり世界平和のために国際テロ組織と戦うこととなります。
アメリカCIAの諜報員役は「ゼロ・ダークサーティ」のジェシカ・チャステイン
イギリスMI-6の諜報員役は「ブラック・パンサー」のルピタ・ニョンゴ
ドイツBNDの諜報員役は「イングロリアス・バスターズ」のダイアン・クルーガー
コロンビアの諜報組織に所属する心理学者役を演じたのは「オリエント急行殺人事件」のペネロペ・クルス
中国の諜報員役は「X-MEN:フューチャー&パスト」のファン・ビンビン
などの豪華女優陣が出演。
監督は「X-MEN:ダーク フェニックス」のサイモン・キンバーグ。
TVスポットCMを見る限りでは「チャーリーズ・エンジェル」のような軽いノリの映画かと思っていましたが、意外にもシリアスなトーンのスパイ映画で冷酷な描写もあり、良い意味で想像を裏切られました。
「ジェイソン・ボーン」シリーズのスタジオが手掛けているとの事で、緊迫感のある街中での追跡戦やキレのあるアクションなど「ジェイソン・ボーン」との共通点も多数見受けられました。
スパイ映画が好きな方は、ぜひ劇場へ足を運んでみてください。