|
毎年、数々の新作が公開されているアメコミ映画は「ヒーローが人類を救うために悪と戦う」という基本的な要素は不変ですが、各々の映画ごとに個性的なキャラクターが登場しオリジナリティ溢れるストーリー展開や世界観が見る者を飽きさせません。
今年のアカデミー賞で作品賞と監督賞を受賞した「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督によるMCUの新作「エターナルズ」は人種、性別、障害者といった多様性に関するテーマをヒーロー達に取り入れ、彼らの苦悩や葛藤を描き、更に人間の愚かさや良心といった事柄にも触れられていました。
日本でかつて実際に起きた歴史上の「あってはならない出来事」等も、物語に組み込まれており、想像を超える予想のつかない壮大な物語となっていました。
全宇宙の人口を半分にするという「サノス」の陰謀は「アベンジャーズ」の活躍により阻止され、平和が訪れると思われていた地球には新たな脅威が迫っていました。
そこに登場したのは、数世紀にも渡り人類を見守ってきた「エターナルズ」
全宇宙最古の種族という「セレスティアルズ」から作り出された種族「エターナルズ」は、邪悪な種族「デヴィアンツ」から人類を守るために7000年前の地球へ送り込まれた不老の守護神。
彼らには「デヴィアンツ」が関与した脅威以外には一切干渉できないという掟があったので、「サノス」出現の際にはアベンジャーズを助けることができなかったのです。
全世界に散らばり密かに人類を見守っていた10人の「エターナルズ」達は、「アベンジャーズ」が「サノス」を倒した際に発せられたエネルギーにより活動を再開した「デヴィアンツ」から地球を守るために再結成されたのです。
出演はアンジェリーナ・ジョリー、ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、マ・ドンソク他
アクションだけでなく、登場するキャラクターたちの心の葛藤、5000年にも及ぶ恋愛なども描かれ、マーベルの映画なのになぜかDCのヒーローである「バットマン」や「スーパーマン」も会話の中に登場します。
デートにも、おすすめの映画です。