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前作の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では、ゴジラ、モスラ、ラドン、そしてキングギドラが登場し夢のような戦いが繰り広げられたことが思い出されます。
2014年にスタートしたモンスターバースシリーズ。これまでの過去3作品では、2作品でゴジラが描かれ、もう1作品ではキングコングが描かれて来ました。
そしてそれらが同じ世界観でクロスオーバーした第4弾は、ついに日米最強の2大怪獣ゴジラとキングコングが戦うこととなり、更に前作には登場しなかったあのゴジラの宿敵までもが登場し激しいバトルを繰り広げる大興奮の作品です。
怪獣映画ですから、これまでも怪獣を取り巻く人々のヒューマンドラマ的な部分は極力抑えられていましたが、今作では更にそれがそぎ落とされ、ストーリー云々よりも、あくまでも中心は怪獣の戦いではありますが、CGによる圧巻の迫力ある映像により113分という上映時間を飽きることなく見ることが出来ました。
特に香港を舞台とした、彩鮮やかな街の灯りの色彩を背景にしたバトルシーンは印象的でした。(この映画は香港が現在のような状況になる以前に制作されたと思われますが、今後ハリウッド映画に香港は登場するのでしょうか?)
映画館の大スクリーンで見ることを、おすすめしたい映画です。
過去作に出演していた渡辺謙さん演じる生物学者・芹沢教授の息子役で、今作がハリウッド映画デビュー作となった小栗旬さんが登場するのも見逃せないポイントです。