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昨年8月、43歳という若さで大腸がんのために惜しくも亡くなってしまった「ブラックパンサー」のチャドウィック・ボーズマン。
彼の劇場公開作品としては最後となった映画「21ブリッジ」
真夜中のニューヨーク。警官7人を殺害し犯人はコカイン50キロを奪い逃走するという事件が発生。犯人を追うのはニューヨーク市警殺人課のアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)。犯人の逃走を阻止するために、マンハッタンに架かる21の橋やトンネルを封鎖し捜索するアンドレは、やがて事件の裏に隠された警察内部の陰謀にたどり着く・・・・・。
製作は「アベンジャーズ エンドゲーム」のルッソ兄弟。
監督のブライアン・カークはマイケル・マン監督に強い影響を受けたとのことですが、確かに都会の夜が舞台となり、追う者と追われる者がお互いに同じ匂いを感じるといった手法はマイケル・マン監督の作品を思わせました。
「ヒート」、「ダーティー・ハリー」、「フレンチ・コネクション」など刑事物が好きな方におすすめの映画です。
チャドウィック・ボーズマンは遺作であるNetflixの「マ・レイニーのブラックボトム」でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされており、もしも主演男優賞となれば「ダークナイト」のジョーカー役で助演男優賞に輝いたヒース・レジャー以来の故人としてのオスカー獲得となるようです。
「マ・レイニーのブラックボトム」も見なければ。