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「ルパン三世 THE FIRST」。
アニメを映画館で見るのはまだ子供だった時に上映された、名作と言われる「カリオストロの城」以来だと思いますが、VFX描写に定評がある山崎貴監督・脚本による、ルパン・シリーズ初のフル3DCGアニメは、衣類や金属の質感などがリアルに再現されており、その技術にまず驚かされました。
今年4月に惜しくも亡くなられたモンキー・パンチさんが原作を世に送り出してから50年以上にも渡り、老若男女問わず多くの人々に愛されているルパン三世の人気の秘密は、そのストーリーの面白さもさることながら、キャラクターの愛用品やクルマなどへのこだわりも要因の一つだと言われているようです。
今作でも、おなじみのフィアット500を始め、ブルーバードのパトカー、フランスが舞台だったことからシトロエンHバンなどが登場していました。
過去にはメルセデスベンツSSK、6C1750・ジュリエッタスパイダー・159などのアルファロメオ、シトロエン2CV、ルノー8ゴルディーニ、アルピーヌA110、スバル360などたくさんのクルマが登場しています。
ルパンはワルサーP38、ジタン、次元はS&W M19コンバット・マグナム、マールボロ、腕時計はオメガやゼニス等々を愛用。
今作ではおそらくスポンサーになっているからだと思いますが、日清のカップヌードルが登場するシーンがありました。
このような細かい部分へのこだわりの積み重ねが、全体的なクオリティーの向上へと繋がっているのだと思います。
恋愛においては、お互いの相手への細やかな気遣いが大切だと思います。
「ルパン三世 THE FIRST」 デートにもおすすめの映画です。