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「人間がなぜ泣くかわかった。俺には涙を流せないが・・・。」
「さようなら」
と言い残し、溶鉱炉へと消えていったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800型ターミネーター。
ジェームズ・キャメロン監督が手掛けた1991年に公開されたターミネーター2のラストシーン。
あれから28年、ジェームズ・キャメロンはプロデューサーとして、監督は「デットプール」のティム・ミラーが務める、ターミネーターシリーズの正当な続編として公開が開始された「ターミネーター:ニューフェイト」
人類の未来の救世主となるダニーを救う為に未来から現在へタイムトラベルしてきた強化人間グレース。ダニーを抹殺するために未来からやってきたのは、最新型ターミネーター「REV-9」。
T-1000型ターミネーターのように液状化し驚異の再生機能を備え、外皮部分と骨格が分離可能な能力を備えた「REV-9」に襲われているダニーとグレースの前に突如現れたのは、あのリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー。
もちろんその後は、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800型ターミネーターも登場します。
ターミネーター2へのオマージュと思われるシーンが随所に散りばめられ、サラ・コナーの登場シーンはとてもカッコよく必見です。T-800型ターミネーターもこれぞと言う場面で期待通りの活躍をしてくれます。
最近のハリウッド映画の流れである力強い女性が描かれ、「自己犠牲」と言うターミネーター2のテーマもしっかりと受け継いだ作品となっており、ターミネーター2のあの感動的なラストシーンと同じような感情を再び味わう事が出来ました。
デートにもおすすめです。