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「アベンジャーズ・インフィニティウォー」においてアベンジャーズがピンチに陥った事を悟ったニック・フューリーがモバイル機器からSOS信号を送るシーンがあります。その機器に映し出された謎のエンブレム。それこそが「キャプテン・マーベル」のエンブレムだったのです。
今作「キャプテン・マーベル」はアベンジャーズ結成前の1995年が舞台となっており、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)誕生の秘密と、後にアベンジャーズ結成に着手するS.H.I.E.L.D(国際平和維持組織)のエージェント ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)がキャプテン・マーベルと出会う経緯が描かれていました。
そして左目に眼帯をしているニック・フューリーが何故左目を失明してしまったのか?その理由も明らかとなります。
記憶を失った主人公キャプテン・マーベルが、困難な状況にも負けない不屈な精神でヒーローとなるまでを過去と現在を巧みに組み合わせたストーリー展開で構成した作品です。
キャプテン・マーベルが戦闘機に乗りポーズをするシーン、物語に登場する猫の名前がグース。トム・クルーズ演じるマーベリックが主人公の「トップガン」にリスペクトしているように感じました。
もうひとつ、ニック・フューリーがクルマで電車を追うシーン。これはジーン・ハックマンの「フレンチ・コネクション」のあの名シーンを思い浮かべてしまいました。
これらの映画が好きな方にも是非見ていただきたいです。
いよいよ、来月公開となるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の集大成「アベンジャーズ・エンドゲーム」での重要な切り札になるであろうキャプテン・マーベル。
公開初日の最終上映に行きましたが、たくさんのカップルの姿がありました。MCU初の女性ヒーローが主人公の今作。デートにもお勧めです。