|
長い舌を出したグロテスクな生物の姿と「最悪」と言う文字が描かれたマーベル映画「ヴェノム」の日本版ポスターは、「とてもクールだ!」と海外で絶賛されたそうです。
確かに、ハズキルーペのCMくらい、インパクトがあると思います。
私は知りませんでしたが、「ヴェノム」はスパイダーマンに登場するヴィランで、アメコミファンの間ではとても人気のあるキャラクターなのだそうです。
その正義感が災いし、職と婚約者を失ってしまった敏腕記者エディは、謎の地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまいます。やがて一体化し、エディにヴェノムと名乗る地球外生命体の声が聞こえるようになります。
地球外生命体が人間に寄生するという設定は、SFホラー映画「遊星からの物体Ⅹ」を思い出しましたが、こちらは寄生されてしまうと宿主である人間の意思や感情は無くなってしまいますが、ヴェノムは寄生した側と寄生された側が、お互いの意思や感情を持っており、会話することが出来ます。
なので、ヴェノムは本質的には人間の目玉、肺、すい臓・・・体のどの部位も食い尽くしてしまうキャラクターですが、人間であるエディの意思や感情も働くので、基本的に悪人のみしか襲わないというダークヒーロー的な側面があるようです。さらに二人は一心同体なので自らを、I Am Venomでは無く、We Are Venomと言います。
人間であるエディと地球外生命体ヴェノムの葛藤を、一人二役で見事に演じたのは「マッドマックス怒りのデス・ロード」、「ダンケルク」等の「トム・ハーディ」。
監督は、「L.A.ギャングストーリー」のルーベン・フライシャー
ダークすぎず、笑えるシーンも散りばめられているので、デートでも楽しめる作品だと思います。
前売りの、ムビチケカードを購入したので、ヴェノムのミニフィギュアを手に入れることが出来ました。