|
「月が綺麗ですね」と言う言葉には、「あなたの事が好きだ」と言う意味合いがあるのだそうです。
私は最近知ったのですが、ドラマなどでも使われており、意外と知られている事らしいです。
Googleで調べたところ、文豪の夏目漱石が英語教師をしていた時に「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳したという逸話(夏目漱石の逸話自体は都市伝説的な物で、一説には後世の創作とも言われているそうです)から、「あなたの事が好きだ」と直接伝えるのではなく「月が綺麗ですね」と、遠回しに想いを伝えると言う、日本人の奥ゆかしさを表した表現なのだそうですが、実際にこれを使うとなると、それも気恥ずかしいような感じがします。
なので今年の十五夜(9月24日)と十三夜(10月21日)には月見に出かけ、この逸話を話してみるというのはどうでしょうか。
ちなみに、夏目漱石と同じく文豪である二葉亭四迷がロシア文学の翻訳で直訳は「あなたに委ねます」を「死んでもいいわ」と訳した事から、「月が綺麗ですね」に対しての返答は「死んでもいいわ」なのだそうです。
その他に「あなたと見る月だからでしょうね」「今にも手が届きそうな気がする」等があるそうです。