(サイト共通 タイトル部分)
エントリー1
SA001_L.jpg


What's New


「シリーズ深読み読書会」


2018/07/24 12:35

NHKのBSで不定期に放送されている「シリーズ深読み読書会」は、小説家や学者等の方々が、一つのテーマとなった小説について討論する番組です。


不定期のため、過去にどのような小説が題材となったのかはすべて把握していませんが、これまでに小松左京氏の「日本沈没」、横溝正史氏の「犬神家の一族」「八つ墓村」等が放送されてきました。

小学生の時に「犬神家の一族」の映画を見た事をきっかけに興味を持ち、それから高校生になる位まで横溝小説に、はまった記憶があります。
それ以来、横溝作品の映画やドラマを見ており、先日には横溝正史氏の「悪魔の手毬歌」が「シリーズ深読み読書会」で取りあげられました。

番組では、小説「悪魔の手毬歌」は横溝正史氏の複雑な家庭環境が反映された作品であり、自身の作品の中で作者が最も気に入っていたのが、この作品であった事が語られたり、登場人物の心理描写や人物像などを細かく分析していました。その中で特に驚いたのは、物語でのキーとなる「おりんさん」の年齢設定が「57歳」であったという事です。

石坂浩二さんが主人公の私立探偵 金田一耕助を演じ、1977年に映画化された「悪魔の手毬歌」のポスターに映し出されている腰を曲げた人物が「おりんさん」です。

「おりんさん」のイメージは頭の中にはあったものの、まさか57歳であったとは想像もしませんでした。

現在の基準で考えると57歳とは思えない老け込み方ですが、小説が発表されたのが昭和32年、その舞台が昭和30年と言う事を考えると、当時の57歳と言うのはこのようなイメージだったのかな?などと、考えに耽ることが出来る面白い番組でした。

「シリーズ深読み読書会」次回は何時放送されるのかわかりませんが、見逃さないようにしたいと思います。




コメントする

名前


電子メール


URL


コメント




< 前へ一覧次へ >

このページの先頭へ[1]

HOME[0]

(サイト共通 フッター部分)
SA002_L.jpg

会社概要
お問い合わせ
プライバシーポリシー
友達にURLを教える
PCサイトのURLを送る
電話でお問い合わせ
メールでお問い合わせ

ハッピータイム桐生相生
群馬県桐生市相生町5丁目536-1 ネプチューン2-A <地図>
Copyright (C) ハッピータイム桐生相生. All rights reserved.