|
アフリカ奥地の架空の国「ワカンダ」
世界的には農業中心の国と思われていますが、この国にしか埋蔵されていない地球上で最も硬い架空の鉱物「ヴィブラニウム」の恩恵により超文明国家を築き上げています。
代々ワカンダの国王は、ヴィブラニウムを奪おうとする敵から国民や祖国を守るために、「ブラックパンサー」として戦って来ました。
父の死により、新たな国王となった「ティ・チャラ」=「ブラックパンサー」の活躍を描いた、マーベル最新作「ブラックパンサー」。
ワカンダには、007で描かれているMI6のQ課のような部署があり、そこでは様々な秘密兵器が作成され、ブラックパンサーが乗るボンドカー的クルマには、ヴィブラニウムで作られたレクサスLCが登場し、カーアクションを繰り広げます。
宇宙船のような形をした戦闘機によるバトルは、スターウォーズを思い浮かべます。
この映画は、ヒーロー物+007(スパイ物)+スターウォーズ(SF)と言った内容となっており、さらには、かつてのアフリカでの欧米諸国による資源略奪といった歴史的背景やトランプ政権下での自国第一主義・マイノリティ問題など、現在のアメリカ社会が抱える政治的課題も描かれています。
一足早く公開されたアメリカでの初週週末3日間での興行収入は200億円を突破して歴代5位になったそうです。
デートにもお勧めの映画です。