|
リドリー・スコット監督。「エイリアン」の前日譚「プロメテウス」は人類を創造したのは誰なのか? という謎を描いていました。
その続編である今作「エイリアン コヴェナント」では、エイリアンの起源に迫ります。
この映画での「コヴェナント」と言う言葉には、登場する宇宙船の名前と同時に「神との契約」という意味があり、旧約聖書の「創世期」をモチーフにしたジョン・ミルトンという17世紀の詩人の作品「失楽園」がストーリーのヒントになっているそうです。
いずれにしても、聖書の要素を含でいるようなので、これらの知識がある方が見るとより楽しめるのだと思います。
しかし、心配はいりません。
まったく知識のない私でも楽しめました。
が、このシリーズお約束の人間からエイリアンが誕生するシーンを始め、かなりグロテスクなシーン満載なので注意が必要です。
デートで利用するのであれば事前に、グロテスクなシーンが大丈夫なのかを、お相手に確認した方が良いと思います。
私は、まだ妻と結婚する前に「エイリアン4」を一緒に見に行き、大ひんしゅくを買った経験があります。(もちろん、今回は一人で見に行って来ました。)
言うまでもありませんが、デートで映画を見に行く場合には、お相手の好みのジャンルを最優先しましょう。
リドリー・スコット監督と言えば、「エイリアン」の他に「ブレードランナー」もあります。
その続編「ブレードランナー2049」(リドリー・スコット製作総指揮)がもうすぐ公開になります。ハリソン・フォードも出演するようです。
こちらは、たぶんデートでも問題無いと思います。