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第二次世界大戦下、ドイツ軍の侵攻によりフランス北部のダンケルクの浜辺に追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士達を救出する作戦を描いた映画「ダンケルク」
クリストファー・ノーラン監督作品という事なので早速見てきました。
浜辺で救出を待つ兵士達。
危険を顧みず、志願して兵士達の救出に向かう、民間の小さな船の船長。
救出した兵士達を乗せドーバー海峡を渡り、イギリス本土へと向かう英駆逐艦を容赦なく攻撃しようとする独戦闘機メッサーシュミット。それを阻止する為、自己犠牲を伴う戦いに挑む、英戦闘機スピットファイアのパイロット。
これら、救出される側、救出する側。それぞれの生死を分けた極限状態に追い込まれた人々の、善悪だけでは判断できない複雑な心理状況を巧みに表現しており、見応えのある作品となっています。
時計の秒針が時を刻むような「カチ・カチ」という効果音が、戦場の緊迫感をより一層深めています。
ノーラン監督は今回も、期待を裏切りませんでした。
数週間前に、ダニエル・クレイグの007ボンド役続投が伝えられました。
この007次回作の監督候補にクリストファー・ノーランの名前が挙げられているようです。
ダニエル・クレイグ主演の、ノーラン監督による007。実現すると良いなと思っております。