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スターウォーズ・シリーズの一番初めに公開された作品、1977年「スターウォーズ・エピソード4 新たなる希望」
そのオープニング・クロールには、
「全銀河の征服を目論む、凶悪な帝国軍の秘密基地を反乱軍が襲撃し、その戦闘の間に反乱軍のスパイが、惑星を破壊してしまう威力を持つ宇宙要塞(デス・スター)の設計図を盗み出す事に成功した・・・・・。」
との旨が記されています。
まさにその反乱軍のスパイがどのようにして、デス・スターの設計図を盗み出したのかを描いたのが今作「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」。
デス・スターの設計図を託された、レイア姫が、帝国軍のダース・ベイダーに追われる、あの「エピソード4」の冒頭シーンにうまくつながるようにストーリー展開がされています。
ジョージ・ルーカス監督はスターウォーズを制作する際、黒澤明監督の映画やサムライなどに強く影響されたというのは有名な話ですが、今作のギャレス・エドワーズ監督も、かつて「GOZILLA ゴジラ」を手掛けたことがあるだけあって、盲目のサムライ(座頭市)風のキャラクターを登場させるなど、日本に影響を受けているように感じます。
アナザー・ストーリーなので、中心は初登場のキャラクターなのですが、従来からのキャラクターも、ちらほらと登場します。
特に帝国軍の暗黒卿ダース・ベイダーの登場シーンは思ったよりも多くありました。
本年を締めくくるのに相応しい作品となっています。
デートにもお勧めです。