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ITALIAN STALLION(イタリアの種馬)ロッキー・バルボアのライバルであり、後に盟友となったアポロ・クリード。
彼は、「ロッキー4 炎の友情」において 東西冷戦時ソビエト連邦のサイボーグのようなボクサー、イワン・ドラゴとの試合でリングに散ってしまいます。
その弔い合戦でソ連に乗り込んだロッキーは、圧倒的に不利な状況の中でドラゴとリングでの死闘を繰り広げ、見事勝利を治めます。
映画「クリード」では、それから年月が経ち今は亡き愛妻エイドリアンの名前から取った「エイドリアンズ」と言う名前のレストランを経営しているロッキーのもとへアポロの息子アドニスが訪れます。
アドニスはロッキーにコーチになって欲しいと頼みますが、永い間ボクシングから距離を置いていたロッキーは最初それを拒みます。しかしアドニスの直向な姿に心奪われたロッキーは、今度はコーチとしてアドニスをチャンプにする為の戦いを始めます。
ロッキーシリーズとしては今回初めて脚本がシルベスター・スタローンではなく、「クリード」の監督ライアン・クーグラーだったそうですが、違和感無くストーリーが展開します。
クライマックスでの心高まり手に汗握るリングでの戦いのシーンは正にロッキーを初めて見た時と同じ感覚!
しかも、オリジナルのロッキーで、試合後「エイドリア~ン」と叫ぶあの感動のラストシーンと同じ音楽が、今回も試合後のシーンで、バックに流れ、痺れてしまいました。
「困難や試練に直面して挫折しそうになった時、家族や恋人や友人の助けにより、諦めずに再び挑戦を始める・・・・・・。」
ロッキーシリーズのテーマともいえるDNAを受け継いだすばらしい作品となっています。
勇気が出る映画です。デートにもお勧めです。