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元警察官の「マックス」が、600馬力を誇るV8スーパーチャージャー付きエンジンを搭載したパトカー「インターセプター」を操り、愛する妻と子供の命を奪った、カワサキやホンダのオートバイに乗り犯罪を繰り返す「トーカッター」率いる集団に復讐を果たす様が描かれた「マッドマックス」が公開されたのは今から約36年前。
低予算でつくられたこの映画は、大ヒットして「マックス」を演じた無名の俳優「メル・ギブソン」はスターとなり、続編が2作品製作され、その独特な荒廃した世界観は、後の多くの映画やアニメ「北斗の拳」に影響を与えたと言われています。
そして、ついに4作目となる続編「マッドマックス 怒りのデスロード」が公開されました。
監督は、「マッドマックス」生みの親「ジョージ・ミラー」。マックスを演じるのは「ダークナイト ライジング」で「ベイン」を演じた「トム・ハーディ」
とても楽しめました。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は全体の約8割はカーアクションシーンでありながら、大味になっていないのが、凄いと思います。演出がしっかりしているからなのでしょう。
今作品には、「メル・ギブソン」は出演していませんが、1作目であの台詞「ザ・ナイトライダー。それが奴の名だ。ザ・ナイトライダー。夜空を見る度、奴の名を思い出せ」を述べた悪役「トーカッター」を演じた俳優が、今回は悪役「イモータン・ジョー」を演じているようです。
所々に、過去3作品のイメージが散りばめられていたので、それらを見てから行くと、より楽しめると思います。
「マッドマックス」公開時には、小中高学生位だったと思われる40代~50代のカップルや若いカップルの姿も多数有ったので、デートにも良いと思います。