もうすぐ震災から1ヶ月になろうとしています。民放テレビ局では『こんにちワン』のCMの回数がだいぶ減り、通常CMの放送回数が増えてきました。しかし花見や歓送迎会、各種イベントは中止が相次ぎ自粛ムードが漂っています。
多くの方々が亡くなり、いまだにたくさんの被災者の方々が避難生活を送り、さらに原発も予断を許さない状況ですから当然なのかもしれません。
しかしこのような状況の中で、被災地岩手県の、ある酒造会社の方が『自粛をして頂くよりも花見をして下さい』という内容の動画 をユーチューブに投稿したことが話題になっているようです。『義援金や援助物資を送ってもらったり、自粛と言う気持ちを持って頂くのもありがたいが、震災により出荷量が減ってしまいこのままでは経済的な二次被害を受けてしまう』と言うのです。被災地である東北地方の物産品を消費することにより、経済が潤いそれが被災地の援助につながるというのです。
連日報道される被災された方たちの現状や原発問題、電力不足等、不安要素はたくさんありますが、被災を受けていない私たちは、震災前のような通常の生活を送ることが大切なのかもしれません。自粛ばかりでは、日本経済が停滞してしまい、復興に必要な財源を確保出来なくなってしまいますからね。