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先日、アル・パチーノとロバート・デニーロ主演「ボーダー」のDVDを観ました。名優の競演で有りながら、日本での映画公開時には、あまり話題にならなかったので、内容がよくないのかな?と思っていましたが、そのような事はありませんでした。二人とも「かなり年を取ったな」とは感じましたが、渋くて狂気迫る演技は健在です。
二人が競演した映画は、他に2本有ります。1995年制作の「ヒート」は、刑事と犯罪者と言う立場であり、追うものと追われるもので有りながら、どこか共感する部分が有り、お互いをプロとして認め合う二人が死闘を繰り広げます。
そしてもう一つは、1974年制作フランシス・フォード・コッポラ監督による不朽の名作「ゴッドファーザーPart II」です。
アル・パチーノは主演である「マイケル・コルレオーネ」を演じ、ロバート・デニーロは「ゴッドファーザーPart I」でマーロン・ブランドが演じたマイケルの父親である「ヴィト・コルレオーネ」の若き日を演じました。ふたつの物語が同時進行するこの作品では、2人が同じカットに出演する事は有りませんが、何度観ても飽きないすばらしい作品です。このゴッドファーザーシリーズへの出演が二人の人気を不動のものにしたと思います。
「ゴッドファーザーPart I」制作時、マイケル・コルレオーネ役にはロバート・レッドフォード、ジャック・ニコルソン等の名優が候補にあがっていたそうですが、フランシス・フォード・コッポラ監督の強い希望により、当時まだ無名であったアル・パチーノが演じることになったそうです。さらに、マイケルの兄である、ソニー・コルレオーネ役でロバート・デニーロがオーディションを受けたものの、惜しくもその役を逃しました。しかし監督はその演技力が忘れられなかった為「ゴッドファーザーPart II」で若き日のヴィトを演じる事になったそうです。
アル・パチーノ、ロバート・デニーロ、フランシス・フォード・コッポラ監督。今やハリウッドの重鎮ですが、不思議な縁で結ばれていたのですね。この縁がそれぞれを成功へ導いたのだと思います。縁は大切にしたいものです。
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