2003年に打ち上げられた､小惑星探査機(はやぶさ)が7年間におよぶﾐｯｼｮﾝを終えて､今晩地球へ帰還するそうです｡

その主な目的は､小惑星｢ｲﾄｶﾜ｣から表面の物質(ｻﾝﾌﾟﾙ)を地球に持ち帰る事です｡

帰還とは言っても､はやぶさは､大気圏突入前にｻﾝﾌﾟﾙの入ったｶﾌﾟｾﾙを分離して､本体は大気圏突入により溶解消滅してしまい､ｶﾌﾟｾﾙだけが地球に戻ってくるとの事です｡

つまり､はやぶさ本体は､地表へ戻ることなく､大気圏突入と同時に､その役割を終え燃え尽きてしまうのです｡ちょっと感動的な話だと思います｡

はやぶさのﾐｯｼｮﾝは､順調に進んだわけではなく､通信機器やｴﾝｼﾞﾝの故障等､様々なﾄﾗﾌﾞﾙが発生したことにより予定よりも約3年も遅い帰還となったそうです｡

人生も目的を達成するには､順調に行く事の方が少なく､様々な障害が生じるものです｡それでもあきらめずに､目的に向かって前進することにより必ずその目的は達成出来ると思います｡

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